社員と育つ

管理職にもっとも大切なことは、自分の指示で動く社員が
イキイキと、働くようにすることだ
評価もそのためにやるという面が大きいと思う


経営者がなにを考えるのか、それは、あいつのように仕事をやれという
モデルがほしいということになる。またそのことを
社長がいわなくても、実践してる人がほしい


人間はひとりでは生きられない。
若い、担当者というか、情報を相対的にもってないほうの
立場にいる人に、以下のことを、伝えていくということが
人間が、主体的に行動するうえで大切だという
(マネジャーの仕事はたったひとつ by 高木 晴夫」


なぜ、その仕事を担当するか


その仕事はどのような状況の中でdのような意味があるか


その仕事はどのように評価されるのか


上司は何を考えているのか


これらのことを、管理職は、意識して、自分の配下の担当者に配っていく
ことが重要だと、高木は説いてる


なるほど。と思う。いわれてみれば
とても、思い当たらうというか、そうだろうなとは
思う。この本を読んだときに、ああ、そうだよとおもうことが
いくつもあった。失礼ながら、学者の方がいいことらしきを言っていても
なかなか、自分にとりいれようとならないことも多い
それは、自分の不勉強とか経験が偏ってるということもあるかもしれないが
一方、やっぱり机上のことと、実際のビジネス現場はちがうと
感じることも多い


ところが、この高木先生、私にはああ、なるほど、ビジネスの実際でも
それに近い。うん、よくこの書き方、話し言葉でも、それは使えると
思えるところがでてくる


昨日、ある社員と話していて
まさに、実践してみた
いま、担当してる業務は、いまの会社にとって、どんなふうに
重要で、利害関係者の立つ位置はこんなで、
今後数か月で起こりうることの、意味、重要性
そして、私であり、当該の社員を見守ってる、上位者が
感じてる、本人への期待、そして、成功への思いを
にじませながら、ある仕事を指示した


実際のところ、こうした判断、指示って、自分で
指示していて、こわいと思うときがある。もちろん
責任はとる、覚悟はいつももってる。社員をまきこんで
ある仕事をしていくとき、その社員のやる気であり、努力する
方向は、これでいいと判断するっていうのは、ときに重い。
もちろん、そうしたことは、日々起こることだし
こわがって、躊躇はしていられない
でも、やっぱり「こわい」という感覚ももっていたいと
思う


仕事を指示、まきこんで、その仕事と自分も向き合う
おそらく、私が経験することより、ディープなことを、やっていく
社員もたくさんでてくる。理想はそうした経験を
社内にもフィードバックして、いい刺激を相互に感じることだ
社員が育つという、イメージはいつも、私をわくわくさせる