エンドユーザのアプローチ

今年は、すこしだけだけど、扱ったことのない商材を
エンドユーザの方に紹介してみるという動きを
してる。これが楽しい。もっとも実績はまだあがっていない
「知るは楽しみなり」という。商材について、その背景であり
アプローチしてみて、見えてくる、お客様の実情などが
わかるというのは、とても勉強になる


昨日、そこそこ親しくさせてもらってる取引先と話した。その取引先の
関連の会社は、アパレル系の商社をやっていて、アパレルの商品の
サンプルがおいてある。せっかくなので、その商品の優位性などを
聞いてみた。アパレルの世界は、全然知らない世界だ。なにが
優位になるのかって、わからない。そのとき、取引先の社長と
話したのは、ITの世界は、目に見えないことが多い。そういう特徴がある
アパレルだと、おそらくは、商品そのもののウエイトがとても
大きな話になるのだろうと


ときどき、思うのは、システム開発、ITの世界では、実績が
なんといっても、ものをいう。そして、システムって複雑で
大きくなる傾向がある。このことは、おそらく変わらないことだ
複雑な世界で、よくわからないものを扱う。だから唯一、信じても
いいかなというのが、やったことがあるという実績になる
個別の注文のもので、目に見えず、高額となったら、やっぱり
やったことがあるということを信じるしかない


そういうなかで、お客様をふやす、お客様ともっとつながるということを
意識して、その中間といっていいか、決まった機能を売ろうという
クラウドのサービスを、紹介してみる
わかりやすい、機能、そして、導入したその日から使えるという
やりやすさ。自前でハードもそろえて、やるシステムは、決めた
その日に動かすなんて、まず難しいものだ。そういう意味では
敷居はさがるだろうと予測する


エンドユーザへのアプローチをして、思うのは
いろんな業種があって、その業種のことを、全然しらないんだなと
思うこと。そういうことを知る楽しみってある
売ることは、相手をよく知らなければ売れない
ときどき、これも思う。売ろうという商材が
自分たちが売れるなという感覚がないと売れないということ


現在の横浜市長の林氏は、かつて、クルマのセールスを
やっていて、売ろうとする車のユーザになってくれる人と
付き合えるような、給料を、セールスマンに払わないと
売れないと、会社の上位層にかけあったという話を聞いたことがある
自分が売ろうというものを、自分も売れるなという
感覚がないと、売れないと思う


いま、おそらく日本は、景気がいい方向へすすむ
なにか、政府主導でやみくもに、景気をよくしようとひっぱる
ようにも思う。早くいえば、金儲けが最優先と言い始めた
感じがある。そしておそらく一般の人もそれを許容する
態度があるのでしょう。ある意味、ここらで景気がよくなって
いかないと、苦しいことが多すぎる。経済成長が止まったまま
というのは、苦しいという悲鳴を、とらえたということに
なろうか


確かに景気がよくなることで、それなりに解決する問題
というのも、ありそうだ。でも「やみくも」でいいか?
ちょっといやらしい。公共事業にみんなでぶらさがって
景気をよくしていくって、数十年まえよくやられた方法だけど
いっぱい、弊害もあったように思う
しばらくエンジンかけるのには、しかたがない、そうもいえるが
そのあとってどうかなと思ったりする
しかしながら、経営者として、やっぱり景気がよくなるのは
歓迎だ