自分をみつめる

確か去年の年末くらいだったように思う
サッカーの、本田圭祐は、講演にて、若い人に
もっと、自分を好きになったほうがいいと語る


自分を好きになること。自分を大事にできること
このことは、きっと生きてくうえで、ひとつの大事な
道しるべというか、ぜひそうしてほしいなと思うことの
ひとつになると思う


自分を大事にできるから、相手も大事にできる
人と話していて、なにか相手のためになら、いろんなことが
できるけど、自分のこととなると、どうもうまくいかない
という話がでる


相手をよろこばせたい、この気持ちはいい。もっていたほうが
いいと思う。それこそ、毎日が楽しくなるでしょう
でも、スタートは自分を大事にできるところから
であってほしいように思う


思い出すと、自分の十代において、自分ひとりが
なにかやるというより、人と協力することというか
人となにかをやって、成果がでることをしたいと思った
最初が学校の先生だった。


ひとつのいろんなことを考える視点となったのが
本当に、全身で相手の言葉を聞けるのかという、傾聴というか
心と心で、おつきあいできるということがあった
その、素晴らしさ、信じるということができるという
素晴らしさを、知ることができた


人間と人間は、ときにほんとうに素晴らしい、心と心のふれあいが
できるようだ。そうした高いところに行きたいと思うように
なった。そうしていくうちに、自分が幼すぎれば、やっぱり
付き合う相手も、限られてしまうということにも気が付いた
いいえ、まだかもしれない。そうしたことの入り口には
立てた


人生の宝物といっていい、ことがいくつか、やはりあるようだ
深い人との交流ということが、私は気持ちがひかれる
それだけではないかもしれない。自然を愛でるということも
いいでしょう。科学を、愛するということがあってもいい
もちろん、アートを自分の身近に思えるようになれば
きっと、豊かななにかを、見つけることができるように思う


実際のところ、自分がなんであるか、いまの自分は
どうなんだなんて、考えだすと、考えるほどに心は乱れて
視点がさだまらないこともある。本当のところ
自分はなにもので、どうして生きていくかなんて、ずっと
ずっと答えがでないことだろう
それでも、自分と向き合い、自分のことを思い
大切な時間を、自分のために使い、自分をほんの少しずつでもいい
高めていくということが、必要だし、求められることであろう


だから、自分のことをもっと好きになりたい
自分の可能性ということを、ずっとずっと、信じていたい
自分のことを思うとき、わくわくして、気持ちを豊かにもっていたい


自分のなかに、もうひとりの自分ができて、対話しながら
生きるようになると、人は大人への階段をのぼりはじめると聞いた
大人になることが、素敵かどうか、いまだにわからないけど
なにか、考えだしたとき、きっと避けられないと思う
人間のありかたのようにも思えてくる
だから、やっぱり自分を好きでいたいと思う