梅を生かす

昨年から、生まれ育った実家で梅がとれるからと、梅をとってきて
去年は梅酒をつくりました
どうも、隣の家が、家を立て替えて、日当たりがよくなってから
梅の木が元気になり、ずいぶんと梅がとれます
今年も梅酒を作ろうかなと、直前までは思っていたのです
だけど、去年作った梅酒がまだあるし、このまま梅酒を作っても
ふえていくだけかなという感覚もありました


今年チャレンジしたのは、梅みそ。クッキングパパのレシピです
梅を、みそと砂糖を混ぜたものに漬け込みます
一週間、冷蔵庫で寝かせたら、全部を鍋に移して、焦げないように
気を付けながら、加熱します。梅がすっかりやわらかくなったら
種をとりだし、種についた、梅肉を裏ごししながらこそぎとり
そのほか、すべて裏ごしします。また鍋にもどして、水分をとばし
容器にいれて、再度冷蔵庫で、熟成します


クッキングパパによると、たとえば、肉だとか、かまぼこ、冷奴
などなど、どれもおいしくいただけるとあります
クッキングパパは、博多が舞台だから、オキュートなるものが
登場しますが、我が家でいうと、佐渡の名産、いごねり
(これもクッキングパパによる、解説ですが、実際は非常に似てる
まあ、同じものですね)があります
オキュートにしても、いごねりにしても、きっと梅みそを
つけたら、おいしいでしょう


実際のところ、こうやって、冷蔵庫でねかせたり、というテマヒマかかる
料理というのは、苦手でした。まあ、せっかちな性格ということも
あるでしょうが、気が変わるので、料理は例えば夕食前に
ぱぱっとやるということが、いいと思い込んでいたのです
だけど、最近、漬け込むとか、てまひまをかけてやるのの、楽しさという
のも、だんだん、覚えてきました。その日一日の瞬発力だけだと
楽しみというのも、なかなかだということに気が付いたという
こともあるかもしれません


これも、クッキングパパにでてくる、話
クッキングパパにでてくる、日本をこよなく愛する、イタリア人、
ティートさんは言う。イタリア人にとって、オリーブは
日本人にとっての、梅じゃないですかねと
そのままと食べるし、オリーブオイルとなると、なくてはならない
ものだしという。
それだけ、身近なものだということになるのでしょう


梅といえば、梅干しですが、まだ自分でつくったことがありません
まずは、完熟梅がほしいところ。さっき書いた、実家とかでは
完熟するまえに鳥に食べられてしまうということも
ありそうです
でもいつかは、チャレンジしたいです


小豆島は、オリーブの島なのだと聞いています
一度はいってみて、オリーブの収穫体験なんて、してみたいです
昨年、愛媛県にでかけたときに、一泊、しまなみ海道にある
大島で民宿に泊まりました。朝、散歩にあるいたときに
オリーブがなってるのを、みかけました。おそらく小豆島も
こんな感じか、もしくはもっといっぱい、オリーブが
あるのかなと、思いました


クッキングパパの荒岩くんは、イタリアのシチリア島で、オリーブの
収穫体験をして、その場でしぼったオリーブオイルを食べるという
ぜいたくなことをやりますが、しぼりたてのオリーブオイルは
相当にかれます。


梅もとりたてを、なにかすると、梅のもってる力を
そのまま、とりこめる気がして、わくわくします
自然の力をいただくということは、とても大事なことのように
感じます


梅みそ、熟成したら、ぜひ食べにきてくださいね