シンプルな恋

NHK 朝ドラの花子とアンを見ています
あまり、テレビは見ないほうなので
比較はあんまりできないですが
シンプルに、恋愛を肯定して、いい感じの
ドラマになってると感じます


人を好きになるってことは、とっても素敵なことだと
思います。恋愛は人生の宝といっていいとも思います
NHKはと書いてしまうと、NHKが特別のように
なってしまいますが、おそらくNHKをとりまくいろんな
雰囲気だとか、作ろうとしたとき、つながる人脈とかが
そうだということなのでしょうが、シンプルな恋を
ドラマにするのは、いろんな意味であってるといって
いいかもしれないです


花子と英治は、昨日めでたく結婚式を迎えましたが
その気持ちがしっかり結ばれるまでに、心はすれちがい
花子は傷つき、もうあきらめようという気持ちになって
こんなに、恋愛に真剣になれるっていいなって、きっと
リスナーは思ったでしょう。そんな主人公を
家族が支え、仕事仲間がささえ、もう一度、相手と
向き合える機会というのを、得る


ドラマだから、当然美化しているでしょうけど
こんな恋をしてみたいと思う女性はきっと多いのでは
ないでしょうか
人と人が出会って、恋をするっていうことは
ある面は自然なことで、ドラマはなかったりもするのですが
不倫だったり、家族が許さなかったりと、障害があると
盛り上がるのが、恋愛。またそれを、前向きに乗り越えることが
ドラマとなって、人の心を打ちます


人間の心は定まらないもの
実は、自分のことが、一番自分でわからなかったりするものです
恋ということに真剣であれば、真剣なほど
その心のなかは、霧がかかるということもあるのでは
ないでしょうか


そうしたなか、シンプルに、まっすぐに、相手のことを
思う、主人公の心を書くというのは
実はなかなか、ないから、だからあこがれるということも
ありそうです


主人公の花子は、このあと、本づくりにこだわり
地域の人には、自分の本を文庫として貸し出したりして
少年少女が、本に触れる機会というのを作り
いわば、本という楽しみを人につたえることに、一生を
ささげて生きていくということを、聞きました
そして、明治から大正、昭和初期、戦後20年代、30年代と
本を大事にした人生は、つづられるわけですが
実は昭和30年代後半の自分は、花子が生きて活躍した
時代より、ずっと本ということは、少なくとも
少年少女のそばから、離れてしまったときに
生きたという感じがしました


さて、シンプルな恋。幸せな結婚式につながりましたが
これからは、きっと仕事に家族に、シンプルに熱中していく
花子の姿がでてくるのでしょうね
楽しみです