見ること聞くこと

大学時代の、「いい授業とは」というテーマで
授業を分析してみるという、課題をもった、講座を
とったことがありました
そうしたとき、見えることということを
正面から取り組んだことがあるのです


小学生の授業をやってるところを、ビデオに
とらせてもらって、子供のことが、指導してる先生が
見えているのか
ベーシックに、物理的なところ、見てるか
ということからはじまって、その子の興味の具合が
見えてるのか、またその子の背景が見えてるのか
といったことに、注目してみます


人と人、つながっていくのには、見えてるということが
大事だと思います。見守り続けるという言い方も
できます
まず、私はあなたを気にしてますよというメッセージを
送るということも大事だと思います
会社で、管理職となれば、相手を評価するということが
必要となります。評価することって、いざ、その評価しなくては
ならないとなってから、相手のことを知ろうというのでは
ちょっと乱暴です


やっぱり、普段というか、相手を話せるタイミングには
なにげない、ふつうの会話をこちらからもして、評価を意識して
接する以外に、接してる時間があるということが大事だと
思います。そうした、ベースがあって、評価しようということで
ていねいな対応ができるのでしょう


見ることを大事にするというのは
基本だと思います
相手が元気なのか、キラキラするような、印象で、自分のやるべき
仕事に取り組んでいれば、それはオーラのように、会えば
はっきり出てくるものです
仕事は集中して、自分のやりたいを、まえにだしてほしいと思います
プロっていうのは、誇りをもって、その仕事をやれるかどうか
でプロって言えるかどうか、決まると言ってもいいと思います


趣味のことでも、なにかを見るということを続けることが
大事なのを、感じます。見ていること。見続けることで
なにかを感じることができたら、それはしめたものです


ずいぶんまえ、子供が中心となってやる舞台のスタッフを、ボランティアで
お手伝いしていたことがありました。そのとき、講師役で
きてくれた、ダンスの先生と話すことがあって、その先生は
普段は創作ダンスを指導されていて、自分のダンスについて
語ってることを、ときどき、思い出します
踊ることが、生活に近いんだなと、思いました
その語り口は、まさに踊ってるその先生の姿と重なり
リズムにのって、踊りをみてるのと、似てる感覚が
ありました


人間が、仕事をするってことは、覚悟がいることだと
思います。覚悟をもてて、それが誇りにつながったとき
おそらくその仕事続けている自分の姿を、客観的にとらえる
ことができるようになるのかもしれないです


あなたは、コンピュータシステムの世界で、一定の技術を
身に着け、生き抜いていこうとしています
自分のやってること、これからやりつづけることに「覚悟」は
もててますか?
それが、大きなスタートとなって、あなたのすべてを、みつめる
はじまりです