うつわと連想ゲーム

うつわを見ることが、楽しくなって、5年くらいたったと思います
用の美ということが面白いのです
用の美ということを、意識したことが、もっと見たいなと思う
きっかけになりました。


民藝運動ということがあります


http://d.hatena.ne.jp/keyword/%CC%B1%E9%BA%B1%BF%C6%B0



用の美は、使って料理を盛るという普段の生活に使って
美しさが出る、わかるというコンセプトと理解する


島根県温泉津の森山窯にて求めた、小鉢になにをのせようかと
思う
なすはどうかなと思う
なすの紫の色と瑠璃色のうつわの色のバランスは
いい感じで、食卓をしめると思います
いいえ、トマトときゅうりをのせたらどうだろう
しいたけやにんじんのたきあわせもいいかな


うつわを目の前にしたときに自分の作るであろう料理を
想像して、盛ってみるということを、頭のなかでしてみます
これは楽しいです
いいイマジネーションが浮かぶときは、そのうつわをはさんで
談笑する家族が顔がうかび、ときには、自分の心が
うきうきしてることまで、思い浮かべてることがあります


こうした、連想ゲームは、「うつわ」にまつわることだけではないと
思います。自分の心であり、自分を取り巻く人、人と人が
作り出す状況、雰囲気ということを、いい感じで想像できるということに
つながっていきます。いいえ、そういういわば、いい感じの
イマジネーションをするということを、あえて、トレーニングするように
ときどき、しています


おそらく連想ゲームで楽しむための、こつ、持っていたい心のあり方として
人と人がどんなかかわりの仕方、くだけていえば、どんなふうに笑顔に
なるのかということをイメージできることがあります
その点、拡げていける柔軟性はぜひ、ほしいのだけど、原点といっていい
ものは、大切な人と一致していたい。


思えば、こうしたイメージすることの原点を確かめるということをずっと
やってる。さがしてるといっていいと思います
その確かめ方、思考のあり方について、納得するまで考えてみたいという
要求があります


うつわ、見ていて、すーっと心がひかれることがあります
また、見たときはそうでもなくても、使っていて
「なじんで」くるものもあります
人間、いろんなアプローチがあって、そしてそのアプローチを
楽しんで、つきあうことができれば、まさに楽しめる心を
養うということになるのかなと、感じます