価値あるもの

人は、価値あるものには、お金を払う
このところ、好きになった器。最初、同じ機能のものであれば
たとえば、100円ショップでも手に入るのに、その数十倍
ときには、100倍以上の値段を払って、人は器を買う
そして、数十年(これは大量生産のものが出回るようになっても
という意味で)同じやりかたで、商売が成り立ってる


こうしたことが、とても不思議だし、一方、自分たちの
ビジネスも、いわば人海戦術のものを売るという意味では
勇気づけらる感覚もある


人は、価値あるものになら、お金を払う
コンピュータに、プログラムを組み込んで、仕事をさせる
という方法により、コンピュータシステムのビジネスは
成立ってきた。このことは、たとえば、金融業界でいえば
瞬時に大量のデータを決済したり、お金を流通させたり
ということで、ある意味ITとの親和性という意味では、早くから
言われていて、発展した
その行きすぎみたいなことも、主張されるが、やはりそれはそれで
進んでいく


いま、インターネットのブロードバンドもすすみ、金融でやってきた
ような手法を、いろんなサービスでやってしまえという流れが
きてるのかもしれない。そして、その反動として、インターネットでは
手に入らないものがほしいと、気づきはじめた人も
多いのかもしれない


価値あるもの。
ひととき、たとえば、こうして情報が氾濫してるときだから
その情報をうまく選択して、ある人に利用しやすいように、していく
というような、インターネット利用のコンシェルジェだとか
ある特定の、例えば税務、例えば、旅行の情報についての
コンシェルジェだとか、そんなサービスを
考えてみた
それは、需要はあるかもしれないけど、サービスを提供する
しくみはとても、難しいかもしれない


うつわ作りの人の、存在は、価値ってなんだろうという
ことを、考えさせる
確かに、何度も名品といわれてるものだとか、人気のある作家
自分の気に入った作家の使われるケースなどを、見ていると
自分なりに、好きなものというのがでてきて
見ていて、楽しくなっていく
ここに、価値をみいだしている


オリジナルということがあるように思う
確かに、人のもってるものと、いっしょなら価値は
感じないということもあるか


人間は、やっぱり自己満足ということになるかもしれないけど
どうしたら、自分が満足するか、自分の大切な人が満足するか
そうしたことを、ずっと考え続けるものらしい


料理をしり、器をちょっとだけ、知ることができた
共通してるのは、自己表現ということか
人間は、根源的に、自分を表現したいということを
もってるもの
それを、どう引き出すか
ずっと、これも追っかけるものだろう


ずっと思ってること
友人に、自分が納得する料理と納得する器で
もてなしてみたい
ときどき、やってるけどね
そんなことを、しながら、自分が満足してみて
人がどんなことを、かんがえるのか、もう一度考えてみようか