ランチミーティング

週に2度以上、社員と1対1のランチミーティングを行います
ランチミーティングは、ここ、1,2年できるだけ、ふやすように
心がけています
増やそうと思ったきっかけが、ふたつあります


ひとつめ


BRUTUSの記事で、安藤忠雄が自分のオフィスで雇用してる人のうち、若手
(入社、3,4年までだったように記憶する)について、必ず週に一度は
直接話すということが、載っていました。若手のご本人にしたら、代表者
であり、一流の建築家である安藤に直接指導を受けられるということが
ありますね。さらに、若手については、週に2回、2時間ずつ本を読んでいて
いい時間を与えるということも、ありました。もちろんレポートは
するようです。


こういうことは、まったく同じようには、できないにせよ、なんらかすることが
必要だなと、感じました。


ふたつめ


今年、健康保険組合のTJKのメンタルヘルスセミナーに参加しました。その中で
各事業所の人事担当者とグループディスカッションをするという時間が
ありました。その内容は、メンタルでへこんでしまった社員に相対するという
事例について、読んだり、ビデオでみたりして、その原因であるとか
対策について、話し合ってみるということでした。
とても新鮮かつ、いい刺激になったなと思ってるのは、実際、リアルに
人事担当者としてその対応、具体的には、ときに、カウンセラーや
産業医、また社外の家族、医師とのつなぎ役をやったりしてるその人と
ケースについて、話し合えたことだった。


多くの場合、「正しい唯一の答え」ということは、ないことが多い
それぞれ、状況におおじて、かなりエネルギーを費やしながら
迷い、ときに傷つきながら、業務をやってるのだと推察する


そうしたなか、話し合いででてきた、原因、対策のなかで、いかに
コミュニケーションを社員であり、その周辺ととるのが大事か
と繰り返し、みんなが指摘していた


私も本当にそうだと思った


そういう理由で、ランチミーティングをもっとしようと
いまも、思ってる


ゆとり世代の人は特に、多いのでは?と感じるのですが
Face to Faceのコミュニケーションがあまり、うまくないという人が
よくいるのを感じます
また、技術の移り変わりがとても速く、技術者としての育成にも
時間や工数がかかる、私たちの業界では、プロジェクトが変わるごとに
人間関係を作っていかなければならないことを、はじめとして
よく言われるように、業務が細分化して、全体像がみえず、そのあたりから
仕事の手応えを得にくいなど、メンタルでへこむという要素を
いっぱいもってる、業界だと感じます


そこで、ランチミーティングです
もちろん、一度とか二度、ランチミーティングをしたから
人が変わるというのは、いかにも、安易な見方でしょう
けれど、毎月、社長とランチミーティングをしていれば、おそらく
少なくとも、社員の人は、自分は気にしてもらってるなという認識は
もつでしょう


さらに、上記に記した、仕事の手応えを得にくいということが
あるとしたら、その点は、上司が、その仕事の重要性を丁寧に
説明するということが、一定の効果があると、考えています
このことは、本当に声を大にして、業界全体に、いいえ、どんな
業界でも管理職となってる人、全員に伝えたいと思っています
その点は、本当に大きな、管理職の役目だからです


さて、今日もランチミーティングを丁寧にやりたいな。