仕事をするということ

当社では、新入社員で入社したときの研修で
自分が理想と思う、技術者って、どんな感じ?と
考える時間をもつことにしています


仕事をするってことは、自分が自分に納得してなくては
できないことではないでしょうか?


明日から、社員が集まっての研修を行います
大きなテーマは、話し合いがうまくなろうということです
このこと、なぜ、こだわっているか、昨日電車のなかで
ふと、思い出したことがありました


私も大学から社会人になりたて、というときがあったのですが
そのとき、会議、というのがとても、いやだったのです
えらい人が、こういうことをしてほしいと、言う場面で
いまとなっては(自分が会社がなにをするのがいいのか
説明する立場だと)必要とは思うのですが
とっても、ストレスだった思いがあります


そうならば?、会議が楽しくなったら、その会社って
とてもよくなるのではないか?そういう思いがあります
会議が、若い人にも、利用できるな、会議でこんなこと言おう
というような雰囲気ができたら、きっといいなと思ったのです


簡単ではないですね
だけど、いくつかの要素を、うまくくっつけることが
できれば、きっと可能なんだって思うんです


1対1のランチミーティングを、しばしばやります
そのとき、感じるのは、そのひとりの社員、人間は
自分の力を発揮したいという、気持ちを持ってるなと
感じます。その力を、うまくだしていってるな
というとき、輝いて見えます


プログラムを作るという仕事が楽しいということを、
今週聞きました。ひとつひとつのコードにどんな意味があって
それを理解し、ある機能を実現させていくのは、楽しいことです
といいます
これは、たとえば、スポーツでも、なにか楽器がうまくなる
ということでも、共通の気持ちかなと思います
自分が努力して身に着けたものが、ある形となって、成果となる
これは、楽しいですよ


さて、よく思うのは、システムの仕事というのは、複雑で何層にも
重なる考え、そして、領域というか世界がからみあうものになっていきます
システムの必要性というところから、そういう複雑になる傾向をもってる
といっていいでしょう
ゆえに、言ってみれば、システムの仕事の入り口にいるひとは、その複雑さに
圧倒されて、迷子になっちゃうと言っていいかもしれません
ある瞬間、ある場面で、迷子にならずに、自分の進むべき道を
みつけて、進めることができることがとっても重要だと
感じます


そこで、仲間や、いろんな人とのコミュニケーションです
情報は、生きた情報は人が持ってるものです
いくら、本やネットでそれらしき、知識にあたっても、経験にうらうちされた
もしくは、人生をかけて、それに取り組んでる人の、もってる生きた情報には
かないません


人と、話し合うのです
人と、信頼を築き上げるのです
それが、仕事をしていく、王道であり、一定の仕事をした人なら
どうしても、欠かせないことがわかる、道筋です


ビギナーズラックという言葉がありますが
みんなは、まだまだ、入り口にたってます
だから、大胆に、そして繊細な気持ちも忘れず
はいっていってほしい
期待がふくらみます