コーチの役割

久しぶりに、雪のゲレンデで、スキーを楽しみました
何度か、スキー場にあるスキースクールで教えてもらいました
思い出してみると、これはスキーに限らないと思うのですが
コーチの役割って、以下の2つがあると思います


見本を見せること


自分のやってることを、評価してくれること


見本を見せるということ。このことをしてくれることで
イメージをはっきりさせることができるということがあります
例えば、スキーなら、両足をそろえてのターンについて
そのイメージをもつわけです。何度か指導されたのは
山足から谷足に重心を移動させるタイミングについて
なかなか、ターンをはじめる前からの重心移動というのが
わからなかったのです
それを、見本をみせながらやってもらうことで、まずイメージをもつ


仕事でもそうですね。ドキュメントを作ること、その見本を
見せてもらえて、目的、その使う様子を情報としてもらえることで
役に立つドキュメントを作ることができます
目的をはきちがえること、つまり、スキーでいえばどういう、動きを
したくて、理論として、こうなって、自分の体をこうつかうということ
そこがずれてしまうと、おそらくは、やりたくてもできない
仕事においても、たとえば、システムの目的が、事務の効率化なのか
顧客の利便性の向上なのか、はたまた、状況の見える化ということも
あるかもしれない。どこに力点がおかれるのかで、変わる


自分のやってることを評価してくれること
イメージがもてたとして、そのことを、自分の体を使って
表現できてるのか、そのことを、見て、それでいいのだとか
どこがちがうとか、指摘してもらうということが大事だ


エースをねらえというマンガで、コーチは岡ひろみ
画家がデッサンを何十枚もするなかで、ひとつの線を
描きだすように、何百、何千のボールを打って、思うような
軌道を描けるようにならなくてはいけない。という指導がある


後輩を指導してる、社員に対して、アドバイスをしました
その指導される側にしたら、自分がよくやっていて
いわば、ほめてほしいと思ってるところをほめるということが
理想ですね。という話でした


これは、正しいと思いますが、野球でいえば、ストライクがきたら
バットをふりぬけ、というようなアドバイスですね。もっとつっこんだもの
がほしいですね


それは、となると、まずは観察力だろうと推察します
相手の様子から、どんな状態なのか、見抜けることが大事ですね


そしておそらく、その先はということになると
相手の課題を、しっかりとらえるということは、
自分もいつも課題に取り組んで、現在進行形で考える
ということじゃないですかね