こだわりをもつこと

会社に勤めることと、こだわりをもつことということは
ある面、相反するのでしょう


自分の仕事にこだわりをもつこと
このことって、ぜひもってほしいと思います
「誇り」にもつながるし、モチベーションアップに
なると想像します


自分がもってるこだわり、いまはなにでしょう
人を育てるということについて、関わっていくということに
こだわるということになりますかね


その自分がたとえば、まったくひとりでやる仕事を
相当期間長くやることを、会社から求められたとする
うーん、とうなりますね


技術者なら、きっとこだわりがある
会社がこういうことを望むということと、相反することは
一定以上起こる
そうしたとき、どこまで、こだわりをおさえて、仕事ができるのか
この点は、自分のこだわりを持ち続けるということと
仕事で評価を得ていくということについて、とっても大事な
そして、あるときは難しいポイントと言っていいのではないでしょうか


技術者で、ある分野について、もっと仕事がしたいとする
会社だったり、そのとき所属したチームが、そうしたことを
望まず、自分としては、意に反して、やる仕事につくとする
こうしたことって、実は多いでしょう


ときどき、思い出す。自分にとって、こだわりたいことって
たくさんでてくるのですよ。そうしたとき、どの部分は
ゆずりたくないのか、自分で、確かめているということが
大事のように思います


ずいぶん前ですが、かなり性格が純粋な仲間でしたが
会社でつらいことがあって、仕事をやめようか悩むという
話を披露してくれたことがありました
その人の言葉どおり受け取れば、自分の行動がその会社と
相手の会社の力関係もあり、そして相手が結構がけっぷちの
勝負にでてる仕事だったりしたので、まさに、判断ひとつで
相手は首をきられるとか、そんな状態のことがあり
それが、いやで、仕事をやめようかなと


こだわりとして、そんな大事で、きびしい判断を
するのなら、仕事をやめるというのも、確かにひとつの
選択ではある。いろんなめぐりあわせで、そうなった
そう割り切れないのなら、人と人の関係について
自分のトラウマとなるような、ことが起こると
思うのなら、それも選択かもしれないですね


どうしたことには、こだわりは、曲げられない
できれば、いいえ、私の立場から言わせてもらえば
そのこだわりは、一定以上広く、大きくとっておく
ということが必要と考えます


なにか、たとえば、短期間で、かつ限定された
具体的な分野だとか、人だとか、そういう条件をきっちり
作って、「こだわる」ということは
おそらく、アーティストでもないかぎりは
仕事になりません。
そうです、アーティストなら、そういうこだわりこそ
あって、はじまるものがあるのでしょう


こだわりをもつこと
もってください


ときには、こだわりを曲げて、おりあいをつけられる
生き方、覚えてください