歴史に名を残した人を書く

今日行う、新入社員研修は、歴史に名を残した人のことを
書いて、発表するということなんです


数日前も書いたように、元中学校教諭の太田先生のアイディア
(りんごは赤じゃない、山本美芽)からいただきました


私なら、だれを書くのかなと、自問自答して
坂本竜馬だろうと思いました
そして、竜馬のなにがそんなにすごいの?という
話になると、これはどうしても、小説「竜馬がゆく」に
影響されて、ということになりますが
薩長同盟をいかにして、なしとげたのか、その魅力じゃないか
という気がしてきます


竜馬がゆくの、解説で、作者司馬遼太郎は書きます
薩長同盟の、結ばれる瞬間、どうやって、竜馬は
双方の気持ちをつかんだのか」ここが書きたくて
この小説を書きましたとのこと


このことは、おそらく自分の頭のなかで、ずっとリフレイン
のように、続いていて、人と人を、いかにくっつけるか?
というか、同じ方向で歩んでもらうかということの
ずっと考えなければならないことのように、思っています


つい1週間ほどまえでしょうか、竜馬を題材の、歴史ものの
ドキュメント(題名忘れました、NHK BSだったように思います)
でみていると、、ひとこと、なるほど、と思う解説がありました


それは、竜馬は必ずキーパーソンに会うのですよということ
「外交って、誰に会うかできまる」という言い方が
ありました


小説のなかで、脚色もあるでしょうし、はしょりもあるのだと
思うのですが、薩長同盟でいえば、薩摩の西郷隆盛
長州の桂小五郎、この二人がうんといえば、ことは進むという
ことを、感じて、それぞれに、交渉するということ
まず、ここまでできるということが、すごいということ
でしょうね


薩長同盟、これも司馬さんの言い方ですが、当時でいえば
公論といっていい、考えだったというのですね
つまり、薩摩と長州が手を組めば、幕府を倒し、新しい世の中を
作ることができるだろう、このこと、おそらく知識人だったら
だれもが言ったというのです。しかしながら、犬猿の仲
どうする?


歴史に名を遺した、坂本竜馬。その人を思うなら、やっぱり
上のように、薩長同盟をやりとげた、その人柄、その信念を
思うということになりそうです


さて、みんなはどんなことを、感じて発表するのでしょう
大事なのは、自分でその人物について、ほんとうにすごいと
思えるか、そのことからはじまり、自分の生き方につなげられるのか
ということに、なりそうです