人は生きてなにをするのか

高校時代に、自分はなぜ、生きるのか?
なんていう、ちょっと大きすぎるテーマを
担任の先生に、質問したことがあった


「生きてるから、生きる。生きていれば、素晴らしいことにも会える・・・」


そんなふうに、すっと答えを言ったその人は素晴らしい人だと
いま、思います
その質問を、たとえば若い人から、いま自分が言われたとして
自分が聞いたことのある上記のようなことを、なぞって一応
しゃべることはできるかもしれないですけど、ほんとのところは、わかりません


わりと最近、手に入れた、ブレッドアンドバターの曲(作詞作曲は、小椋圭)
に、「旅をするのは、どこかに行きつくためでなく、ただ、旅をするため
人生は、死ぬためでなく、生きるため。今日という日に、命燃やそう」
というのがある


確かに、生きてるその瞬間を大事にできてこそ、生きてる輝きがあると
言っていいのではないでしょうか?


仕事をなぜ、するのか
その答えとして、一日のうち、一番いい時間を使うのが、仕事
だから大事にするという話をした人がいたといいます
これも、なるほど・・・・


自分らしいって、なんだ?
こうした、質問もなかなか、大きなテーマですね
自分がなんたるか、わかるって人はそうそうはいない
ゆえ、自分らしいというのを、意識して生きる人はすごい人
といってもいいかもしれないです


画家が、ある色であり、光を表現するのに
同じ場所に、同じ季節、天気そして、時間も
あわせて、何度も行くということ
そんな、めんどくさいことするのかな?と思ったら
「絵を描くということが、生きること、生活そのものとして
とらえれば、あたりまえのこと」という話がありました


じゃあ、経営者として、画家がその表現にこだわり
料理人がその味をだすのに、こだわり、陶芸家がその器を
研究者は、でるかどうかわからない、科学の成果をだすのに
毎日汗を流すのなら、経営者の自分はそれだけの、エネルギーを
なにに、どう注げばいいのか?


お客様を、得るのは、方程式があるということを
つい先日読みました。もっといいかえれば、会社を
一定のところまで、発展させるのも、方程式があるといっていい
かもしれないです。つまり、大成功するのはわからない
けれど、会社を発展させていくということについては
そのために、やることは、係数のちがいはあるけど、必ず前へ
すすむ力にはなるということ


力、工数をかければ、一定の効果は必ずあるということ


いま、当社は発展期にはいったと思っています
人が育ち、仕事がまわりだしました
さて、その次の展開を見極めて、進むことが大事です