長いつきあいの人と語る

幼馴染という言葉を聞くと
思い出すひとりの友人がいる


そいつのまえでは、もうなにをいって
かっこつけたって、だめなんですね
だって、幼稚園からのつきあいで、なにかを
なくして、泣き出したり、とっくみあいのけんかも
したり、とにかくいっしょにいた時間が長いので
かっこつけたって、おまえ、なにをいってるの
ニヤニヤ・・・


そんなふうに、素の顔でいつも会える仲間と
いっしょにいれるってことは
それだけで、元気になりますね
同窓会って、50歳ではやるという話がありますが
うなづける気がします


いつかも、このブログにも書いたのですが
回想するってことが、とてもいいことだと思えてきた
ということがあります
回想して、自分があのとき、うれしい思いをしたよね
とか思い出して、その経緯から、こんなことが好きになって
こういう貴重な経験もして、こういう人と親しくなったのも
それがつながったからだなーなんてね
思い出すのは、おそらく、リラックスするにも
頭のなかでの、自分の元気の源を、どんどん豊かにしていく
のにしても、いいと思うのです


具体的にはこうです
ギターを弾いていたのですね、その幼馴染と
そんなことが、きっかけで、高校時代は軽音楽部にて
ギターをひくようになっていて
ほんとに、歌なんてヘタッピなんですけど
はもる練習なんかしていたわけです


音楽が好き、ちょっとだけ、発声の練習まがいのこともしていたから
そのあと、舞台のことが好きにもなり、それがきっかけで
ミュージカルのスタッフをボランティアでしたりして
いっぱい仲間ができたりしました


その仲間は、いろんな仲間がいるのですが
ごく仲のいい10人くらいは、ときには、私のいまの自宅に
遊びにきて、いまの仕事での活躍や、子供との時間が
輝いてることなんかを、くったくなくしゃべっていって
そうして、私も笑顔がまたふえるのです


そんなふうに思うと、幼馴染といじった、ギターが
自分の生きてきた、道筋をずいぶん、明るく、彩のあるものに
つなげてくれたんだなーなんて、いい感じで思えてきます


長いつきあいが続いてるのは、いいものです
生きるってことは、楽しくなければ、やっぱりいやじゃないですか
だから、音楽にふれ、楽しいことってこうだよってことを
続けていきたいなーって思うのですよ