理想を語る

スポーツのコーチの役割として
なにが、正しいことか、なにをもって、いまやること
やってることが、あってる、その方向で進めばいいのだ
ということを、伝えるということがあると、聞きます


テニスのレッスンにて、ラケットを上から下にふる
アンダースピンをかける、打ち方があります
「しのぐ」プレイをするときに、よく使います
テニスのプレイで、「攻める」のか「つなぐ」のか
「しのぐ」のか、この3つを、意識して使い分けなさい
という指示がとびます


いま、いいコースにボールがきて、自分としては、しのいでおくことが
必要。ゆえに、アンダースピンで、とりあえず、相手コートに
ボールを返す
こういう、セオリーにあった、プレイを基本としてできてるか
やっていたら、それがいまは正解だと、伝える


仕事においても、いま現在あなたがやってることは
こういう意味があるよ、と伝えることが大事だと思います
あるプロジェクトにおいて、そのプロジェクトで使われる
ミドルウェアであり、コーディングのやりかたにおいて
慣れてる人が、まだ慣れてない人に、こういうやり方を
守るということが、大事と伝える。勉強の仕方も伝える


そして伝わってるかどうか、確認する
伝えられたほうも、自分の振る舞いにいまなにが足らないのか
勉強しなくてはならないものは、どういったことで
そのやりかたは、自分が知ってる方法で足りているのか?


フォーメーションサッカーという言い方をしました
いいチームとしての動きの、ひとつの例は
フォーメーションサッカーですね
つまり、ボールのあるところばかりに、みんなで
おっかけてしまうのが、子供のサッカー。
そうでなくて、お互いの「信頼」のもとに
あるポジションはまかせて、そこで、ボールが中継されるのを
読んで、自分のやるべきこと、立つべきポジションを
瞬時に察知して、動く、フォーメーションサッカー


フォーメーションサッカーという単語は
スポーツでなく、つい数週間前、歴史のドキュメント番組で
聞いたのですよ


それは、武田信玄徳川家康の、三方が原の戦いにおいて
武田軍団は、戦国時代の戦いのなかで、唯一フォーメーションサッカー
動きができた、すごい強さを持っていたと聞いて
ピンときたのですね


戦国時代なんて、すごいまえなんですが、それに似た話ですが
ジャンヌ・ダルクが、オルレアンの囲みを解いたという戦いに
おいて、囲んでいた、敵方の兵士は、横のつながりが
とれてなかったにちがいないという、指摘がでていました


ああ、なるほどなと


チームの強さをだすには、フォーメーションサッカー
動きがいるんじゃないですかね


もちろん、これは理想の話ですね