おそらくは、梅雨は終わりをつげていて
いまは夏になってるといっていいと思います
すぐそこに、台風がくるということで
週末は大雨が予想されることから
誰も、梅雨明け、とはいいませんが
梅雨前線は、ずっと北にあります


夏が好きです
夏というのは、子供のころに長かった、夏休みがあった
という記憶とともにあるようです
夏の日差しが、ぐっとはいるところにいると
もちろん、暑いですが、なんらか、楽しいことが
あったという記憶が呼び覚まされるそんな気持ちになります


夏休みには、どこかにでかけます
それも、泊りがけででかけます
泊りがけのおでかけという、非日常が子どもにとっては
とても印象深いということもあると思います


山に行くのが好きになって、思うのは、しろとうとには、夏しか
山に登る季節はないんですね
ずいぶん前ですが、浅間山に上ったとき、5月だったのですが、まだ雪が
残っていて、山道がしんどかったことを、思い出します
標高があがれば、その場所の季節は、ちがうんだということがありますね


10月の終わりくらいだったと思います。八ヶ岳に歩きにいったら
雪がふりだして、こわい思いをしたこともあります
まわりの木が巨大な、クリスマスツリーになっていって、視界が
悪くなるのは、冷静になれば、そんなに危険ということは
ないようにも思いますが、イメージとしてこわかったですね


そのときは、ほんの30分、山道をくだれば、もうそこは、雪ではなくて
雨が降ってるのですけどね。そんな変化も山道を歩いていればこそ
感じるものかなとも思います


山を歩いていると、自然って、なんていいんだと、感じます
空気が、植物が、空がいいのです
人間も動物で、かつては自然のなかで生きていたんだという感覚が
あります。そういう意味では、都会暮らしは、快適かもしれないですが
もともとの人間の暮らしからいえば、異常な暮らし方なのかも
しれないです


山を眺めて、いいなというのも、ここのところ、感じます
山の近くにいって、その山容をながめることで、満足する
ということが、あります


このブログに何度か書きますが、山下大五郎という画家がいます
その画家の描いた、北アルプスの山、安曇野の色とりどりの
タベストリーのような絵に、ずいぶん、気持ちが動きました


山は、人をひきつけるものを、たくさんもっているようです
夏なら、ぜひ山に行きたい。山をみたい
山の空気を吸いたい


その色を記憶にとどめ、都会暮らしにもどっても
ときどき、ひっぱりだして、潤いたい