生きることは、決めていくということです

昨日、社員と話していて
誰からも、どんな角度でみても
正しいということは、言ってもはじまらないんだよね
という話をしました


野球で、いい球が来たら、打つんだ
こうしたことは、役に立たないです
いい球がきたら、打つ
それは正しいでしょうけど、アドバイスにならない


内角を打て、外角を打てとか
そういうアドバイス、ある部分にしぼってすすめるということが
実際、コーチがやることですね
それは、まちがいかもしれない
投げるほうにしたら、そうじゃない失投があるかもしれない
でも、こうねらえということがあって、はじまる


自分が限られた時間で、なにをやるか決めるということ
その決めるということが大事だということもありそうです
あなたは、社員の指導をするというけど、どんなふうに導くつもりか


つい先日はじめてお邪魔する会社があって
その会社では、毎月、ある分野の専門家を招いて、講演会を
もつということを聞きました
もう10年も続いてるということです


その継続してること、それから講師の顔ぶれの多彩なこと
(実際ひとりひとりの、有名度とかすごさとかは知らないのですが)
おそらく、すごい人なんだろうということで
いい企画だなと思いました


その分野の一流の人と接点ができるって、すごいことですね
確かに、自分も何度か、講演会でこの人はすごいなという
人に会ったことがあります


ただ、「講演」というスタイルだと、正直伝わってくるものは
かなり限定的かなという感覚もあります
つまり、受け取る自分たちの側に、受け取ろうという熱意なりが
ないと、一方通行のなんか、流れてしまいそうな、そんな感覚が
あります


当社でも、年に2回、手作りの研修をしていて、その研修は
手作りなだけに、自分たちのいまを反映したものになっていて
大変、意味のあるものだと感じます


実際、研修をやって、ステップアップをめざすわけですから
正直、マイナス面が見えてきても、それはそれ、ある意味
すぐ対策をうつとか、なにかをするということも、やれれば
やりますが、そのマイナス面、いったんペンディングにして
できるプラス面だけど、やってるということも多いのですね


こう書いてみると、生きてるってことは、そうした、「やれるところから」
やることをやり、とりあえず、帳尻をあわせてる、ということが
多いことに気が付きます


あるべき姿としては、人間ひとりについても、会社ということでも
課題が見えたら、その課題が、短期に解決できるのか、中長期なのか
わけて、それぞれ、ロードマップを作って、解決に取り組んでいく
ということですね

「短期」で取り組める、1年以内としましょうか、そうしたことへの
対処は少しはやってるとして、中長期なものについては、ぼやんと意識は
できても、なかなか具体的なプランに落とし込んでやってるということは
実際少ないようにも思います


しかしながら、中長期にとりくむ、大きなとか難しい課題は
そのままにすれば、やはりせっかくのチャンスをつかめず
人間としても、会社としても、なかなか脱皮できないということも
ありそうです


生きていて、大事だな、やりたいなと思うことがあったら
やりたい。ぜひ実現していきたい。そのためのやり方も
どんどん学んでいきたい
いいなと思えることを、実現できる、そんな人生を送りたい


まずはそうした、意欲をいつも高く持つこと
したいですね