無条件に関心を払って話を聞く

いいチームとは?


いいリーダとは?


どうやって、人と信頼関係を築くのか?


そうしたことの、一番入り口であり、そして基本としてやっていく
ことに、「聞く事を大事にすること」があると考えます


聞くということを、大事にする
尊敬する、河合隼雄の著書、「カウンセリングを語る」によると
無条件に関心を払っていくという、説明がでてきます
ときに、相手のつらい話に無条件に関心をはらう
このことは、相当なトレーニングをしないと、できないことだと
言います


自分でも何回も、やらかした、覚えがあるのですが
相手の話を聞こうとしていながら、実際その場になると
自分がしゃべっていた、ということがあります
関心をもてば、自分のことと結びつけてしゃべりたくなります
そこを、がまんしたとして、無条件に関心を払い続けるって、
そうそうできるものではありません
河合の言い方だと、「条件つき」になってしまいがちだ、ということが
あると思います


無条件に、ということで、手になにももたない
先入観はなしということが、まずあげられますね
このことの訓練だけだった、相当大変じゃないかと思います


休日は、自分のなかを「から」にしておくということが
大事だと、言います
忘れるということといってもいい
日常と、切り離して、ふだんのことを、忘れて、なにかしてみる
いい景色をみるのもいい、おいしいものを食べるのもいい
スポーツでも、趣味でも、別の事に、集中してみる


そういうことがあって、仕事にもどるから、バランスがとれて
本当の意味での集中力もでてくるということがあるでしょう


さて、無条件に相手に関心を持ち続けるということ
大変ですが、ちょっと挑戦してみたいと思っています
相手に関心を持つということ、難しいとも思いますが
これ、なかなかステキなことですよね


ファンになるということって、いいと思いませんか?
なにか好きなことができて、そのことを続けていく
ファンになる
好きになるってことは、自分を豊かにすることに
つながると思うのです
相手のやってることに、ずっと関心をもつということと
つながっていく感じがします


無条件に関心を持ち続ける
少なくても、10分でも15分でもやってみる


今年、夏の当社の研修から、「ワールドカフェ」という
ワークショップの手法をとりいれて、話し合いを深める
という練習をしています
ここで、ワールドカフェのうまくいく、大きなポイントは
そのやりとりが、自然でスムーズなことといっていいと
思います
ワールドカフェはリラックスした状態、まるで
カフェにいるような感覚をもって、少人数の4人、5人で
話し合うというスタイルをとります


話し合いがスムーズにいって、言いたいことがいえて
聞いてもらえて、頭を整理してみると、よりはっきり
自分がやるべきことが、見えてくると思います


当社でまだまだ、トレーニングは必要ですが
関心を持ち続けるという場面を作り続けてみようと
思います