歴史散歩

当社のオフィスのある、新橋には、江戸時代は
外様大名の屋敷があったという話、ずいぶん前に
聞きました。実際、当社のオフィスの大家さんは
もともとは、江戸時代から続くお米屋さんということで
どうも、そういうお屋敷にも、米をおさめていたとか?


歴史が好きで、歴史上の人物のゆかりのある
場所にでくわしたりすると、わくわくします


いままで、坂本竜馬が通った、千葉道場のあとだとか
佐久間象山の塾のあった場所だとか、西行隆盛と勝海舟
江戸城の開城について、話し合ったとか、そんな場所に
たまたまですが、行会いました


今度、社員と歩いてみたいなんて思っています
たとえば、竜馬のゆかりの道。黒船を見に行ったであろう
竜馬が、たちよったと思われる、品川の海だとか?


それから、忠臣蔵においての、ゆかりの場所
吉良上野介の屋敷あとだとか、浅野のお殿様の切腹の場所だとか
(これは新橋のオフィスのごく近くのはずです)
それから、江戸城そのもの、つまり皇居のなかに
はいって、歩いてみるのもひとつ、面白いとも
思います


お城といえば、昨年はじめて、大阪城の敷地を歩いたのですが
石垣が立派なことに、感心しました。石垣を比べたら、江戸城より
大阪城のほうがかなり、立派じゃないでしょうか?
大阪城には、大阪冬の陣において、埋められるまで、外堀が
ずっと存在したということですから、その規模の大きさは
すごいですね


東京の街はとても、大きくて、ちょっとくらい歩いたくらいでは
その大きさだけだって、感じることは、難しいかもしれません
横浜育ちの自分には、東京駅から新宿、渋谷のおおよその距離感が
わからなかったということもあります。いいえ、東京駅周辺だって
上野、秋葉原、神田、日本橋、京橋、銀座、新橋といった
ならんでる街並みの、距離感がしばらく頭に入らなかったと
思います


街を身近に感じるのには、やっぱり歩いてみるということが
いいと思います
ちょっとだけ、歩く会を企画してみたくなっています


好きな作家の司馬遼太郎には、「街道をゆく」というエッセイがあって
ある場所に行って、その場所にまつわる、歴史のこぼればなしを
司馬遼太郎のあの、ストーリィテラーとして巧みな語り口で、つづる
なかなか、面白いシリーズなんですがね。そのまね、といっても
そんなにすごいことはできないでしょうが、ちょっとだけ
まねてみるなんて、いいと思います


そして、旅は道連れということで、社員のかたといろんな
話ができたら、一番うれしいなと思います


このまえ、社員同志の話し合いの場をみていて
お互いに、思いがあるときに、話がいちばん花開くのかな
と感じたということがあります
つまり、たとえば「何かを知りたい」であるとか
「なにか、疑問がある」「もっと、自分はこうしたい」
とかいうなんらかの、思いをもって、話すから
その思いにふれることに出会うことで、盛り上がれるのでは?


じゃあ、その思いをもつのには?
はたしてどうするのか?


やっぱり、なにかを見るなり、勉強するとか、仕事するときに
「感じる心」を鍛えるということに、つきるように思います