やさしすぎず、難しすぎず

目標を決めるときに、やさしすぎないこと
そして、難しすぎないことが大事のように思います


それだから、対象となる人の、いまの状態を把握するという
ことが大事に思います


野球でいいましょう
ピッチャー返しという、基本がありますね
センター方向にしっかり打ち返すこと
このことを、するのに、バットにいかにミートするか
そのことを、練習する
これは基本だから、ぜひ、忘れないようにしたいこと
しかしながら、誰にも、一番のアドバイスとは
限らないですね


すでにミートすることについては、とてもうまいという
状態の人がいるのかもしれないですね


そういう人には、別のアドバイスなり練習が必要でしょう
例えば選球眼をつけるとか、球種によって、うちわけるとか?
でしょうか


仕事における、テーマについても
そのひとが、ちょっと背伸びをして、やれそうな
ことを、めざすということが大事のように
思います


私たちのシステム開発においては、設計、製造、テストと
大きく工程が分かれます
この設計が、正確でわかりやすく、できるということが
そのシステムを作っていくうえでの、大変大きなポイントに
なります
この設計ということについて、どこまで、能力を
つけられるか、段階があるのでしょうね


基本には、やはり読解力だとか、普段からのコミュニケーション力が
あるのには、まちがいないと思うのです
こういう文書、設計に関する表現があれば、お客様とかチームの
メンバーは理解する。そのことがありありとわかってること


抽象的な概念を、わかりやすくするというのは
かなり難しいところがあります。そういうとき
言葉で羅列したものとか、なにかの図ということは
伝えるというときに、もどかしいということもあります
ゆえ、抽象的なことは排除して、言葉にできること
図にできることが、設計に適しています


ここまで書いていて、気が付きました
そうだから、システムって、人間のあいまいさとか
抽象的なことを、よしとする、ニュアンスとかのことを
はいりこませるのが、難しいのですよね


さて、システム・エンジニアの道をめざすのなら
設計するということが、うまくならないと、やはり
すすめませんね
じゃあ、設計する能力を伸ばすには、どうしたらいいのでしょうね?


おそらくは、伝えたいと思うなにかについて
常に考え続けて、表現するというチャレンジを
しつづけるということになるのかなと思います


その難しいことを、自分の理解度を、考えて
ちょうどよいところをさがして、課題とできる人が
すごい人だし、やっぱり時間はかかっても
本物になっていくんだろうという、気がします


20代から、「わかりやすさ」というのは、ひとつの価値に
ちがいないと思ってきました。いまもそう思います
大事なことを、大事な人に伝えられること
そのことが、絆を作り、仕事を確かなものに
していくと、信じています