絵本

ひととき、大変親しくしていただいた方が
虹をわたっていって、もう1年半という時間がたとうと
しています


仕事でいっしょに机を並べて、という時間も
ありました。そんなことから、その方の奥様も
仕事場にあった、ご本人の使っていた品を持ち帰る
ということで、顔をあわせることができました


そのかたの、人柄がとってもよくて
私はほんとに、助かっていたし
いってみれば、甘えていたかもしれないです
そんななか、奥様とも、接点ができました


まえに、ご本人と話していたときに
奥様はあ、ボランティアで、子供たちの相手をする
活動をしてると、聞いていました
それなら、ということで、絵本を贈ったのです


送った絵本は、いせひでこの、私としてはお気に入りの
作品でした。少年が、父親にチェロを作ってもらう
その父親の親しい演奏家から、音楽の入り口の素晴らしさの
示唆をもらって・・・という話でした
この話の様子も、とても好きです


絵本は、素晴らしいファンタジーだったり、人間の心の琴線に
せまる、楽しさ、悲しさ、いろいろ、表現されていて
とても、興味がつきるということがありません


そして・・・昨年、気に入ってる場所である、信州安曇野
森のおうち


http://azumino-artline.net/ehon/


ここにでかけたとき、ほんとに、美しく、でもちょっと
悲しい絵本に出会いました


人は、悲しみをいだいてるとき、こういうシンプル、純粋な悲しさを
表現した絵本に出会いたいかな?
いいえ、そうではないのではないか?


そんなふうに、そのとき、思ったのです
もちろん、人それぞれ、だし、また同じ人の同じ日だって
気持ちのもちようで、そんなことは変わるでしょう


今年も、同じ日に絵本を送りたくなって
選んだのは・・・少しおかしみ、楽しさが先にある
ほんわか、ムードの絵本でした
実際、私がちょっと離れてる人に絵本を贈って
その包みをあけてもらえる、そんな瞬間を想像したとき
ほんわかな、絵本がでてくるのが、笑顔につながって
そうしたいな、という気持ちからでした


もしかしたら、いい絵本というのも
人と人を、くっつけてくれるのななと思います
いいえ、きっとそうです


こんなふうに、ちょっとうれしい出来事に出会えるなら
もっともっと、絵本にも親しみたいですね