マナーの話

昨日、マナーについて、人と話していて
「敬語」が使えるようにする、というマナーの
研修のなかで、心を伴ってやるということを
思ってほしいと言われて、そうだなと思いましたという
話がでました


確かに。


心を伴わずに、表面的に敬語を使われると
それは、とりようによっては、とても後味の悪いものに
なるのを、経験から知っています
これは、敬語を使うときの、基本のキといっていいかなと
思います


じゃあ、敬語を使うべき人を、尊敬してるということが
大事だけど、どんどん会う人、尊敬できる人かどうか
見極めてから?というのでは、間に合わないよという
話になりそうじゃありませんか?


ずるい、話。やっぱり「ふりをする」ことも
できることが、社会人のたしなみといえるのかなと
そのあたりにいくと、思い当たります


もちろん、立場とか、想像して、尊敬すべき人に
尊敬するように、自分が振る舞う。そういうなかで
心も(ある程度は)伴っておくというのが
大事かなとも思いますが、いまどきの変化のはげしい世の中
そうもいっていられないというのも、認めます


だから、ふりをしておくわけです


2年ほどまえから、当社の管理職の間で、ふりをするのも
大事だという話題が繰り返しでます
そうなんです。生きるということの、入り口にあることで
ふりをしておくというのも、いろんなことを潤滑にやるひとつの
こつ、じゃないでしょうか


そして、ふりをして、感じたことを、いいなと思ったらぜひ
本気でやったらいいです
技術者だったら、いつも課題をもって、そのことを解決する
姿勢が大事です。これもふりをすることからはじめたらいいと
思います
ふりをしてるうちに、興味がもてるかなとも、想像します


でも、あくまでこれはふりをしてるだけ、そうとどめておく
なにかがあってもいい。つまりあなたがどう生きるかというのは
あなた自身が決めればいい。そういう意味で、潤滑にものごとを
すすめるのに、ここはふりをするけれど、自分の心は別にある
というときがあってもいい。


さて、マナーの話
ふりをするのも大事という話になってしまいました
ただ、「尊敬する」というと、なかなかハードルは
高いでしょうけど、「感謝する」ということを
心がけて、ていねいな、対応をするということからは
できそうな気がしませんか?


朝めざめて、はじめて会った人とあいさつをかわし
笑顔がみれたら、その笑顔に感謝して、こちらも笑顔で
ていねいなものいいで、なにか、言ってみる
こういうことのくりかえし


やっぱり、生きていれば、いいことも
悪いこともおきるし、そういうなかで、笑顔で会えた
ということに感謝できる気持ちがあれば、相当な意味で
マナーは、クリアできそうですよ