50代が輝くということ

もう10年ほど、前になる
かつての上司と、お酒を飲んだとき
ゴールデンフィフティをめざしなさいと
言われたことを思い出します


50代だからできるなにかをめざす
ということらしいです
先日、NHKのテレビをみていると
関ヶ原の戦いのときの、徳川家康は50代半ば。
いちばん、人を使って、仕事をするのに、あぶらものり
経験もある、いい時期だったという説明がありました


まさに、チームを率いて、なにかをするのに
50代っていうことは、一番いい時期かもしれません


その理由を、考えてみると
ひとことでいうと、自分のコントロールがうまくなったから
ということがあるのかなと、感じます


人は、仕事をするのに、自分のやりたい気持ちを
持ち続けるということが、大事だと学ぶのだと思うのです
やりたい気持ちを、一貫して、何年も、何十年も
持ち続ける。そういうことができて、きっといい意味での
経験であり、人脈なるものが、つみあがっていくのではないかと
感じます
そして、そのやりたい気持ちは、もちつつ、ときに、
そのことを、前面にはださないで、いわば、ステージの
真ん中は別の人にゆずり、自分は脇役で支えるということを
覚えるということが、大事と気づきます


5年ほどまえだったか、「ひとりで抱え込まない仕事術」
という本から、「関心とコミットメントをもってもらうために仕事をふる」
というやり方を、学びました
これは、とっても大事なことで、「チーム」で仕事をするには
欠く事の出来ない考え方だと、感じるようになりました


誰かを巻き込んで、ある成果をだそうと思ったら
その相手も、まず対象のことに関心をもってもらう
ということが大事です
簡単な話で例をだせば、自宅にお客様を招くという
前提があるとします。そして、いまからの1時間
自宅を掃除するということを、二人でするとしますね


そういうときに、相手に、お客様はこんなふうに大事な人で
その人を招いて、こんな時間を過ごしたいと、いっしょにいる
たとえば、奥さんにも伝えておくとういことが、大事のように
思うのです。
ただ、いっしょに掃除するというより、いっしょにお客様を迎える
奥さんも、イメージがわいて、まさに関心をもつのでは
ないでしょうか?


仕事をするということは、想像力ということが大事だと
感じます。成果をだす、誰か依頼者がいて、その依頼者の
満足度を高めるという話になると、その依頼者が抱えてる状況
立場、考え方などが、わかっていれば、その成果について
いろんなことが、浮かんでくるのだと思います


50代だから、できること
もちろん、人によっては、40代以下だって、そういうことは
できちゃうという人もいて、不思議はないのですが
自分の基準でいえば、そうした、想像力を働かせながら
自分を、ほどよくコントロールして、継続力で、他の人に
なかなかできない、成果をだしていくということに
なるのだと、感じ始めました