自分のことを伝える

ときどき、社員のみんなに、自分のことを伝えるのが大事と
話をしたり、実際そうするように、促したりします


社員の話で、プライベートに話がとびますが
結婚生活において、自分の様子を相手に
伝えておくって、大事だと思うのですね
結婚相手って、家族、つまり自分のいつも、そして
最初に、また最後まで味方になってくれる人ですよね
その人に、自分の体調、いま考えてること、いま
好きになって気になること、など話しておくって
大事ですよ


まず、相手が安心するし、いま考えてることで
ヒントをだしてくれるかもしれないですし、すぐに
でなくても、一番の味方として、なんらか、自分に
プラスとなるような、なにかがあったりします
いいえ、そんなヒントはだせなくても、「聞いてくれる」
対象として、存在すること、そのこと自体が
とっても、大きいですよね


さて、社員同士。似てるところもあると
思うのです
同じチームで仕事して、お互いをサポートしあう
仲間となったら、その相手に、自分の状態を話しておく
ということが、必ず大事になります


プラスの、いいときを思うと、さらに、少しは背伸びさせて
いままでより、難易度のあがるとか負荷の少しかかった仕事を
してもらおうという、ひとつのきっかけになるわけです


いま、しんどい、というとき。ここが仲間のいることの
最大のうれしい、かつ、救いとなることだと思うのですが
いろんなサポートがありうるのです
もちろん、自分で抱えていかなければならない、しんどさ、というのも
残るかもしれません。人になにかを依頼したら、もともとあった
仕事の負荷がなくなる、っていうのは、浅はかでしょう
でもね、まず、思うのは、努力の方向がまちがっていないのか
という確認ができます。また相手が先輩であれば、ある程度の
見通しも、だしてくれるかもしれません
つまり、いましんどくても、ある一定の期間、しんどいことを
がまんできれば、これこれの「花」をさかせるような
成果がだせるよとかね


見通しって、大事じゃないでしょうか
今後、これこれのことを、こんなふうに、やれそうだな、そういう
見通しがあるってことは、しんどいことに、耐えるということの
ある面、最大のサポートになると感じます


ある本に、チームを率いて、ものごとを進めるのに
登山のときに、めざすべく、山頂がみえることだ、と書いてる本が
ありました
すっきり、ひとつの山頂が見える
これは、おそらくは、一番教科書的に、いい、見せ方なのですが
世の中、この業界、そんなに単純にはいかないかもしれないです
でも、見せれるときもあるでしょう。そういう状況、タイミングだって
あるでしょう
見え方も、工夫しながら


自分のあるべき姿を、いつも考え
手をにぎって、進みましょう