責任感

医者であれば、たとえば、発熱という状態をみて
どれだけ、その原因について、選択肢として、思い浮かべられるか
ということが、名医の条件という、見方ができます
という記事を、いつか新聞で読みました


コンピュータ技術者においても、ある事象、たとえば、自分が
開発に携わってる、そのシステムが、誤作動、あるオペレーションを
して、期待されてる、データが求められない、ということについて
どういう、原因があるのか、調べられるということが、とても大事ですね


さらに、いつか、社員がはいってる、プロジェクトで
その統括マネージャの方が、ある事象が、実際動いてるシステムで
起こったときに、どういう影響がでるのか、予想できること
つまり、最悪の事態はなんで、そのときの条件はどうなることなんだ
ということが、整理できて、もちろん、そうならないために
どう行動できるか、が求められるという話をしました


やったことがある人は、知ってると思いますが
世の中で、最悪の事態というのは、人命が失われることです
あたりまえなのですが、いろんな条件が、悪いほうに重なれば
つまり、社会インフラが瞬時にこわされるようなことが
起こっていけば、人命を心配することが起こります
記憶に新しいことでは、東日本大震災がそうです
そこまで、すごいことが、重ならなくても
交通事故みたいなことは、日本中でいえば、やはり
毎日起こるのです


そういう、特殊なことではないにしても
コンピュータは、特定の会社であり、さらには
その会社が担ってる、ある流通の部分の、インフラと
いっていいことが多いです


だから、大きな資金を投じて、開発を行う、意味、価値が
あるともいえます


コンピュータの技術者に、なにを求めるのか
それは、自分が求められる責任をはたすということが
あります
ある力を持った人というのは、その力を使いこなすのに
足る、責任を果たすということが、大事です
あたりまえですが、社会人になれば、そうした責任を
背負うことになります
逃げられません


社会人のなかでも、コンピュータ技術の専門家として
お金をもらう、技術者は、一般人より、高い責任が
求められます
その、最初になるのが、自分の仕事である、そのシステムの
目的、役割を理解して、行動できる、ということです
技術者は、ポジションがあがれば、必ず、責任も伴うのです


さて、責任感、どのレベルでもたなくてはならないのか
一定の時間、一定のレベルでの、仕事をするという担当者も
一定の責任は、求められます。つまり与えられた条件で
成果をだせるのかというのは、一人の技術者として、責任を
もって、進めること、できないという事象がでれば
それは、自責、他責にかかわらず、タイミングをはずさずに
報告する義務があります。それも責任ですね


さらには、自分より、下位者、経験であり、いろんな意味で
ポジションが低い人を、見守る立場にたつのであれば
当然ながら、一歩高い、責任が生じますね


自分が高い、レベルを進むこと。ぜひそうしてほしい
そのときの、責任の受け止め方、ぜひ、学び、行動できる人に
なってほしいと思います