教えることで、自分が育つ

人になにかを、教えるという行為は
教える側にとって、たいへん、教育的な効果があります
学習するのに、一番な方法は人に教えるといっていい
ということです


なにかを、覚える、理解するという、行為について
そのことを、する自分自身の状態ということが
たいへん、大きく影響するというのは、誰もが認める
ことではないでしょうか
「暗記」という意味では、なつかしい、受験勉強のときの
英単語。自分の状態がいいときは、次から次へ覚えられる
自分の状態がさがると、がくんと、覚えるのが、下手になる


教えるという、行為を思うと、相手に対して
一定の緊張感をもって、接することになりますから
自分自身の感覚は研ぎ澄まされ、理解力、ものごとを
把握する力、というのが、ぐっとでてくるのだと
感じるのです


似てることが、いい、打ち合わせをすると、元気がでる
ということが、あると思っています
お互いが、自分の考えをもって、打ち合わせをすると
自分の意見を説明する、相手のアイディアを理解しようとする
そのことで、感覚が研ぎ澄まされ、自分自身のいろいろが
あがっていくのを、感じます


そういう意味では、リーダーをするというのは
自分自身をステップアップさせていくのに、素晴らしい効果の
あるポジションといっていいのだろうと、感じます
打ち合わせのたびに、自分の意識をあげて、いい循環を作るのが
できる、素晴らしい立場です
もちろん、実際やってみれば、わかりますが、そういういい、状態での
打ち合わせ、実際のものごとの運び、ばかりとは、世の中いかないですが。


いいチームというのは、ポジションごとの人が
役割、自分のいいところをだしながら、果たしてる
というチーム。
分析力、推進力、知識、人の和を花開かせるムードメーカー
仕事をするというのは、チームづくり、人づくりと
考えます


スローフードを作ったりとういことに
仕事をすることは、似てると思うのです
いい材料を、みつけてくる。下ごしらえする
必要な、調味料、スパイスは、測って、正確に使う
いっしょに食べる人を、思いながら、調理する
楽しみながら、食べる。次につながるような、後始末は
忘れない


たとえば、いい材料をみつけるということ
「とりあえず」とやってしまうなら、スーパーに行けば
そろうでしょう。
しかしながら、おいしい野菜を求めたり、おいしい、なにかを
求め続けるとなれば、どこで手に入るか、いつも、アンテナを
はることから、スタートですね
「旬」ということに、敏感になることにも、つながります


仕事をするというのは、すごく知的かつ、生きるそのものに
つながる、大事なことなんです
そのことで、教えることで、自分が育つ、忘れないで
ほしいと思います