伝わるということは、価値です

同じ感動を知ってる人は
仲良くなれます


私に近い世代、50代以上といっていいでしょうか
そういう人に、「プロ野球」の話というのは
いわば、欠かせない、話題でした


「楽」なんですね
たいていの人が、野球はみてる、しゃべれる
私が小学生のころは、全員が、長島、王のファンでしたね
いい勝ち方をした、試合について、あーでもない
こーでもないと語るのは、楽しいのです


そういう、同じ、共通の話というのが
いま、なくて、ちょっと困るということが
ありますね


だから、工夫が要ります
出身地の話、それから、やっぱり家族の話ですかね
でも、家族の話は、相手のことをよくしっていて
話して、だいじょうぶとならなければ、やっぱり
相手の気持ちを、どうかすると、逆なですることにも
なりかねませんね


誰もかれもが、家族の話をしたい、わけではないですから


いまの30代以下というと、完全にゲーム世代といっていいようです
ですが、どうも話を聞いてると、同じゲームを必ずしも
するというわけでもないので、話がかみあうかどうかは
別だということもあるようです


伝わるということを、感覚的に、わかる状態にするには
冒頭で書いたような、共通のできれば、感動ということが
あってほしいものです


それが、みつからない、としたら、作ることでしょうね
いっしょに、どこかに行く、特別きれいな景色をみる
おいしいものを、食べる。
そういう経験が、共通の体験となり、話をしていて
もりあがれるように、なりますね


共通のなにかを、つかんだとしたら
そこから、話を深めるということを、やってみてほしいです


伝える、努力をするのですね
まずは、聞く事、見ることですよ


相手がなにを、伝えたいのか、聞くのです
灰谷健次郎は、その小説のなかで「全身で聞く」といって
その様子、表情などを、描写して、一言も逃さず
聞いてるということを、ときどき、伝えています


人には、承認要求ということがあり
伝えたいという、根源的なものが、存在します
そのことを、相手から感じられたら、しめたものですね


それから、見ることですね
相手の様子をみる、相手がどういう状態なのか
見る、知っておくということがとても、大事です


深めていくのに、どうしたら?と思ったら
相手の立場ということを、思いめぐらせてみたら
スタートには、有効ということもありそうです


相手の目線で、ものをみてみる


それから先は、相手と、自分とのちがいを、どれだけ
正確にとらえて、またそれを、ポジティブに感じられるか
そういうことから、徐々になにか、でてくるのかな
そんなふうに、思うのです