横浜に唯一ある、漁港、柴漁港はいまでも
日曜日は、直売をやってると言います
その直売にでかけて、ひとかかえもある
「ざぶとんカレイ」と呼ばれる、りっぱな
カレイをゲットしたことがありました
持ち帰って、おふくろに見せると、ありゃ、こんな
大きい魚、さばけない・・・と言われ、おお、これは
困ったなとなりました
思いついて、良く行っていた、小料理屋に持ち込み
刺身にしてもらいました
そのうまさ、カレイって、ヒラメなんかより
下にみられること、多いようですが、全然
意識が変わりました
ふわーっとひろがる、旨み。
これぞ、白身魚のおいしさ、といったことを
堪能できたのを、思い出します
ここに登場した、私の生まれ育った、上大岡にあった小料理屋は
すでに、店をたたんでしまって、とても残念なのですね
思い出すと・・・
からっと、引き戸をあけてカウンターに
いつものようにすわって、軽くあいさつなんかして・・・
まず、はじまるのは、今日の刺身のいろいろです
店主が、今日はこれだよ、と、その日のおすすめをぱっと
言うこともあります
いくつかのなかから、選ぶなんていうのは
魚をよく知ってる、店主とのやりとりをしながらでした
それも、楽しい時間。
海辺に住む、そのころ、親しくしていた、仕事仲間は
「刺身っていえば、イカだよ」と言っていたのを
思い出します
魚は鮮度だと言い切ります
イカ、はしでつまんだら、ピンとはりがあるように
なってる、それが条件だなどと、言っていたのを
思い出します
大学時代に親しかった、三重県の海辺育ちという人の
話は、魚、高級魚なんてもんじゃなく、サバであり、アジが
旨いんだと、おっしゃっていました
寒いときは、旨いもの
だから、楽しみが多い
だから。呑み助には、要注意な、季節ですねぇ