感動を伝える

伝えること
伝わること、とても大事に思っています


感動を伝えることができたら、素晴らしいと思います


「恋におちる」と、いいますね
感動が心を結ぶのですね
二人だけの感動が、心を変える
だから、感動するってことは、恋すること
といっていいかもしれません


指導するということは、なにかを伝えることですね
よく思うのは、双方向の気持ちがあって、指導が
できるのだろうと思うことです


教える側が、伝えたい、理解してもらいたいと
教わる側が、知りたい、理解したいと思うこと


そして、学びあうということがあれば、伝わっていくと
思うのですね
人間同士、尊重する気持ちがあり、
私はいまは、教える立場にたまたまたってるけど
あなたからも学びたい。そういう気持ち


社員同士なら、確かに先輩かもしれないですが
あるとき、後輩からも、教えてみるということを
やってみたら、いいのだと思うのです
なにが、教えるときに足らないのか、どういう説明が
必要なのか、気づくことができるように、思います


仕事のある、ノウハウを教えるというのは
ある意味、やさしいのかもしれないです
「本」もたいていはあるし、文字にできる
そう、形式知にできることが、たいていの場合そうだから
です


それに対して、「生きる」「生き方」といったことを
教えるって、はたと、困りませんか


そして、全ての「姿勢」はこの生き方に関わってくる
といっていいのですよね
だから、生き方を、変えるということが、ときには
必要と思うのです


実際、俳優は、別の人の人生を演じますね
そうしたとき、その生き方というのを、とらえてないと
たぶん、演じられないのです


今年の大河ドラマで人気だった、小野何某という武士を
演じた、高橋一生さん。表情で語りたいと
ずいぶん、表情を作る練習をしたと、話していました


実は、愛してる相手に、わざと、その家を守るという
意味でも、冷たく、辛辣にふるまう
その姿に、感情移入した人が多いようで
ずいぶんと、人気がでたと聞きました


さて、高橋さん、小野の人生を、とらえきっていたので
しょうか
おそらくは、ノーのような気がします
たぶん、高橋さんが、考えた、小野という武士を
演じたというのが、正しいのでしょう


歴史はほぼ、100%、誰かの主観がはいる
という意味において、そのことは、避けられない
ことといってもいいのでしょうね


高橋さんは、生き方を、見せてくれたと感じます
そして、おそらくは、その演じたことが、高橋さんの
今後の俳優人生を豊かにするなにかを、得ることに
なったのではと、推察します


感動から、生き方を考える
また、考え続ける・・・