日本は日本のやり方で

この春、ある社員のゼミの先生を訪ねたとき
どんなふうに、会社をやっていくのかという話題になり
自分は、日本の良さを生かした、なにかをやりたいと
申し上げたことを、思い出します


先生は、賛同してくださり、根拠のひとつとして
会話するうえでの、言語の違いは、ほどなく意識しなくても
コンピュータがやってくれる時代になるねと
おっしゃっていました


日本の良さって、なんなんだ?


日本人のもってる、命を尊重する考え、人を、相手を
大切にする、心じゃないか?
これは、磯田道史氏が、著書のなかで、指摘していて
大いにうなづいたことです


その、「なぜそうなったのか」を追っかけていくと
徳川の260年の平和な時代があったこと、とあげています


日本のこの歴史というのは、世界のなかでも本当に貴重な
素晴らしい歴史をもってるといっていいのでは、ないでしょうか?


よく言われることに、明治になり、欧米に追い付けの
ことを、やったときに、追いついていけたのは
その前から、識字率の高さをはじめ、日本人の基礎能力の
高さがあったからだと、いいます


明治政権というのは、徳川幕府を倒して成立していますから
徳川を、貶める言い方というのは、ずいぶんしたのだと
思います
けれど、実は、徳川のやったこと、いろいろは、いまの日本の
良さにつながる、たくさんのことを、はじめていると、磯田氏は
指摘します


命を大切にする、このこともそうだと言います


日本人の良さである、命を大切にし、相手を尊重する
そういう生き方を、世界中で実践できたら、どんなにすごいことでしょう


世界をみれば、内戦をずっとやってるなんて国がいかに
多いことでしょうか


さて、自分の会社
日本の良さを、考えのなかにいれて、進んでいく
はたして、そのことを、前面にだした、なにかで
さらに会社を発展させることが、できますか


こうしたことを、考え続ける
そのことが、まず、大事だと、思います


どんなことでも、まず、考えてやろうとしなければ
できないですから。


考え続けましょう