チキンラーメンファクトリー

カップヌードルミュージアム

https://www.cupnoodles-museum.jp/ja/yokohama/

 

ここに、わが社の45周年イベントの日に出かけよう
という発想をもったのは、今年の3月くらいでした。
コンセプトが、おそらくは家族で子どもにも楽しめる
ということがあったからでしょう。どちらかと言えば
ちょっと、子供っぽい、そういうものじゃないかって
感覚でいたのです


いいえ。大人も楽しめる、本格的なラーメン作りを
体験できました。小麦粉をこねて、防腐剤などなしの
調味料を加えて、蒸して、揚げるその工程を、もちろん
プロのスタッフが要所はやるにしても、ほぼ一貫して
触って、見ることができるようになっています
1時間半、かかるもの、そのうち、見たり、説明を聞いたりが
半分以上にはなるのですが、なかなか、楽しく過ごせたのです


イベントでなにをするか?ということは
「体験する」というキーワードからでした
たとえば、新しめの技術、VRを体験するなども
アンケート上ではでたのですが、企画に選ばれた3人ほど
からでてきた、工場見学と、陶芸体験にしぼられ
工場見学のなかで、このカップヌードルミュージアム
あがったのでした


ほぼ、ぶっつけで行った、当日。
ちょっとわくわくしながら、説明を聞きました
そこそこ、触ったりができなくてはいやだし
そうかといって、難易度が高いことをやって
失敗するのも、くやしいな、などなど思いながら
いると、やり方は、ビデオ動画で説明があり
かつ、「蒸す」「揚げる」といった難易度が高いところは
プロスタッフが、やります
そうして、こねる、また圧延機と呼ばれる、こねた小麦粉を
麺に仕上げていく、その大事なところは、機械(といっても
手のハンドルで回す)を使いながら、微妙なバランスで
作っていきます


工夫してあるなと、わかるのが、ビデオ動画、2回にわけて
1度みたら、触って、2度目みたら、触ってというように
覚えられる範囲で、作ってあることです
たかだか、自分の手を動かして、なにかやってるのは
おそらく一度に10分ほどなのですが、それはまさに
事前の知識と、言ってみれば、覚悟などいらずに
手を動かして、なにかできる、微妙な時間といっていいでしょう
さすが、この工程を考えた人、人間の心理を読んでるなと
感心します


完成品となるところの、チキンラーメンの袋に自分で絵が
かけるのも、楽しいですね


さて、自宅に帰って、お土産になった、自分で作った
チキンラーメンと、市販されてるチキンラーメン(これも
お土産です)を食べ比べてみます
味の差は、ちょっとはありますが、明確に言えるほどの
違いはないように思いました
しいていえば、自分で作ったほうが、おしょうゆの味が
ややでてるな、市販のもののほうが、バランスいいかな
みたいな。


思い出すと、昭和40年代とかに食べていた、そのころの
即席ラーメンは、我が家では、「サッポロ一番」でした
日清食品にしたら、ライバルの製品ですね
思い出す、サッポロ一番は、もっとぴりぴりした、つまり
化学調味料の味だったと思います。たぶん子供の私には
化学調味料の味が魅力になっていたのでしょう。


チキンラーメンファクトリー、そして、クリエイティブシンキング
が大事とうたってる、安藤百福の教え、とてもよかった
楽しめました