for the team

スポーツ選手で、ひとつの見方として
応援してくれる人のことを、その声援
見てくれてる、という意識を、自分の味方に
つけて、活躍できる、そういうことは
強さのポイントと言える、と思います


聞いたことある話では、長嶋茂雄は観客が
ここで打ってほしいという、気持ちを自分の
ものとできた、といいます
だから、ここで打ってほしいというタイムリーが
打てた


プレイヤーは、まわりで期待してる人がいて
その期待に応えて動くということが
大事です
これは、仕事でもまさにそうだと思います
そのとき、所属してるチームはどうしたいのか?
それを、感じながらプレイできる
この考えが、チームプレイであり、大事なことです


時代は、システムの時代といっていいのですよ
なにを言ってるのかというと、ひとりの素晴らしい
突出した、誰かがなにかをするというのが
いいのではなく、チームで、何万人、何十万人が
使う、システムを動かす。そういうためになにを
するかわかっていて、目的を果たすために、働ける
そういうことが大事です


それでは、そうした、プレイヤーに相対して
指導者はなにをすればいいのか
見守ること、と、思います


基本の基本はコミュニケーションです
本人の状態、考えてること、それを把握して
見ていること
いいチームというのは、いいコミュニケーションが
いつもあるといっていい
つまり、会議をやったら、その会議をするまえより
後のほうが、各人のやることがはっきりして
いきいきと働けるそういうことを、目指しています


いいチームを作ろうというとき、それを
こわす、動きをしている人がでてしまうと
難しい場面がでてきます


個人攻撃はもちろん
チームとして、一段階上にあがろうというときに
ときとして、自分のサボリがそこにあったりする
のですが、一段上のことをやっていくことを
なんらかの手段で、ダメにしていくというようなこと


そこで、飛び交う話はおそらくほぼ、「他責」だと
言いたいということです


確かに世の中、理不尽なことがあるでしょう
でも理不尽なことを、嘆いていても物事は
進まないのですが・・・


for the teamで動くということ
想像力があって、チームで動いていくときに
自分の役割はこれこれ、そういうときに
なにか、自分から確認する、自分からその時点で
大事なことは、と、主体的な行動をする


そういう人が、どれだけでてくるのか
そこに、そのチームが輝けるか、かかっていると
感じます