梅というのは、種類によって、花の咲くタイミングが
ずいぶんちがうようです


ずいぶんまえですが、日本人の気質というのが
この数十年で、梅から桜に変化してると、指摘する人の
話を聞きました


つつましさより、明るさ
なにかを、秘めてることより、あけっぴろげ
みたいな、表現をしていました


梅の花と、桜の花の特徴を言っているのでしょう


今日、ウォーキングしてよく通る道にて
おそらく、いまが一番盛りだろうという梅が
割いてました
一方、これもウォーキングで行く、総持寺の境内の
梅は、やっとつぼみのふくらみがよくわかるという
程度の、花の進み具合です


10年ほどまえ、知り合いの人と、かみさんと3人で
鎌倉に、梅を見に行きました
鎌倉駅から、若宮大路をぬけて、最初の寺が宝戒寺です
この、もと鎌倉幕府が置かれたという、寺は
他の大寺に比べたら、参拝客も多くないように思います
けれど、梅の時期はいいですね。かなりの本数があります
それから、荏柄天神、瑞泉寺と歩きました


瑞泉寺は、背負ってる谷が、日光をさえぎるからか
特に、参道から門をはいり、拝観料を払ってすすんだ
ところの左にある、梅園といっていい、梅の木は
咲くのがとても、遅いです


ゆえ、世の中で、梅が終わるというころ、3月の上旬でも
おそらくは梅を楽しめます


3月で梅、といえば、奥多摩に梅を3月に見に行ったこともあります
横浜と1か月近く、ずれてる気がします


横浜の梅といえば、三溪園を思い出します
横浜の市内にこんなに、自然が豊かで
また、建造物にみどころのある、場所があるんだなと
感心する場所です
池をめぐる、位置に梅はずいぶん、あります
梅の庭園といいたくなるくらいです


この庭園を作った、原三溪は、アートも支援した
実業家として、知られていますね
横山大観はじめ、多くのアーティストと交流があったようです
かなり、好きな美術館である、山種美術館横山大観
創業者の山崎種二に、美術館を作ることを勧めたと
読みました


横山大観も、三溪園の梅を愛でたのだなと、思うと
ちょっと、うれしくなります


梅の香は、春を近くにかんじさせてくれるように
思います
もう1か月と少しで、春分の日ですね