手作りの楽しみ

先週、小麦粉をこねて、パンを作りました


たいへん、久しぶりです
作ったのは、フォッカッチャというパン
塩とオリーブオイル、牛乳、ドライイーストという
シンプルな作りです


こねるのには、フードプロセッサを使います
こうした、こねるのに、機械を使うのは
手作りといいながら、最初あまり気が進まなかったのですが
やってみると、やっぱり便利、ここのところ
こねるのは、おまかせです


仕上げのところで、きじを、手でこねこねしてると
その弾力がなんとも、うれしくなるような気がしました


もちつきも、ずいぶん、やっていないのですが
もち米を蒸したものが、きねとうすで、みるみるもちに
なっていくのを、みるのは、なんともうれしいことです


それに似て、あの粉だったのに、これだけの弾力をもった
生地にうまれかわる、まあ、魔法のような気分になります


そば、については、2度くらい、体験でやったことがあるだけで
自分で、そばをうったりということには、まだ手をそめていません


粉が、生き物のように、変わるのをみると
ちょっとやってみたくなります


カンパーニャという、パンがあります
大きい、どっしりとた、パンです
カンパーニャというのは、みんなで食べるから
その名前があるのではないかって、いつか思いました


生地をこねたものが、焼かれて、パンになり
それを、わけて食べる
それだけ、かもしれないですが、作るところからやって
焼き立てのパンをみんなでわけたら、うれしいし、
心がつながる、感じがします


話は、とぶのですが、達成感のある仕事を
いっしょにやって、いい時間が過ごせたら
きっと、人と人は絆を感じるのだと、思うのですね


絆を感じて、お互いの信頼を高めていくという
そういう、生き方ができれば、素晴らしいと思います


パンを作るって、レシピに従えば、そこそこできちゃう
でも、作ったパンを売って、店を続けていく
なんてことになると、難易度は、何十倍にも
なります


プログラムを覚えることは、一定のがまんがあれば
きっとできます
だけど、システムを、指名で仕事として
請け負うことは、全然ちがう、世界を知らないと
成立ちません


手作りの楽しみ
楽しみとして、存在すれば、いろんなものが見える
きっとそうです