安曇野

信州の池田町からみる、有明山がいいと
思ったのは、山下大五郎の絵をみてからなのか
そのまえに、面白い形をした、この有明山に
気づいていたのか?
ちょっと、どちらが先か、忘れてしまいました


山をながめるのには、一度低いところを通り
反対側の山の裾野なり、高いところに登るのが
一番、その山の全景をみるのに、いいのだということに
気づいたのは、15年ほど、まえだったように
思います


浅間山をながめるのに、佐久の丘のうえにあった
サンピア佐久(もういまは、別の施設になってしまったけど)に
宿をとり、そこから眺めるのが、すごくいいと
わかりました


安曇野は、広い、川の集まる場所をはさんで
両側が山です。言ってみれば、山をみるためにある土地と
いってもいいかもしれません
仲房川、乳川、高瀬川と、川が集まってるというのも
とても、不思議といっていい、景観につながっています


仲房川の奥といっていい、有明山が、北アルプスのいわば
「門」のようにそびえます
一度、燕岳にのぼったとき、有明山が眼下にみえたときは
うれしかったですね


安曇野で見える風景は、ひとつひとつ、とても印象的で
心のなかに、風がふくような、そんな気持ちにさせてくれる
いいところ、なのです


画家、相島謙二郎 あししまたかこ、の夫妻は、自然を愛でて
自然をみつづけるのに、いい場所として、安曇野
住んで、絵を描いてる方と、思いました


自然の美しさ、深さを描きたいと、おっしゃった


「空」の深さ、いろんな表情を、表現したいんだと
おっしゃった


そういうアーティストが、安曇野にいるということが
安曇野のファンとして、とてもうれしくなりました


安曇野の美しさ、また、探していくのが
楽しくなる、そういう、ひとつの入り口を見せてくれた
そういうふうに、思いました