アンリ・ルソー

アンリ・ルソーの絵の不思議なこと


馬を襲うジャガー


タイトルからして、ずいぶん、勇壮であり
野生のいろんなことが、想起されるが
実際、絵を目の前にすると
そういうところから、ずいぶん離れた印象がある


原田マハは、楽園のキャンバスのなかで
アンリ・ルソーの世界を描き出す
アンリ・ルソーが描きたかったのは
どんな世界なのか?


馬を襲うジャガーの絵をみて
想起したのは、風の谷のナウシカです
ナウシカがつぶやく。森のなかでは
個が全、全が個。
お互い食べて、食べられて、生きてる


馬は食べられて、うれしそうにも見えるからだ


絵の世界は、画家が勝手に作る世界だから
見るほうに、どんなものがイメージされようが
画家がイメージするのは、自由のはずであります


そして、そのイメージが共振するように
感じられるとき、評価されるともいえます


アンリ・ルソーの密林にある、理想郷といっていい
場所は、ルソーが追い求めた、楽園でしょう


画家でなくても、人間が生きるということは
自分が行きつきたい場所を、探していくといって
いいのではないでしょうか


いま、私は社員というチームで、社員が育つ
そういう場をつくろうとしています
そのことが、なるほど、私はここで、いい仕事を
しながら成長できる、と感じて、チームを
造れる人が増えることが、第一。


単にチームを作るに留まらず
高いレベルに昇華させる、さらに仕事であり
そして、メンバーの意識改革を、自ら企画実行
できる、そういう人が育つ、そして、循環する
それが、第二。


第三は、世の中にほしいサービスを
積極的に展開できる、でしょうか?


さて、アンリ・ルソーの理想
見て、元気になるのは、自分のなかの
「理想に行きつきたい」という気持ちが
共振するから、じゃないでしょうか