西郷どん

先週、先々週のストーリィでは
かつて、いっしょに行動した、徳川慶喜
西郷どんの、関係の変化が、書かれていますね


今回のドラマの、ストーリィでは、禁門の変あたりで
徳川慶喜が、民のためというより、徳川家のために
動くようになるのを、感じた西郷どんは、それはちがうと
考えのちがう、行動にでる


実際、歴史は誰が、どういう資料から、どう読み取るか
それにつきると、思います
ほんとのほんとに、歴史がどうだったのかは、その場に
いなければ、わからないのですね


そのことを、思ったのは3年ほどまえだったか、細川家の
資料をもつ、永青文庫だったと思います。信長が、15代
足利将軍に向かって、自分の息子を人質にだすという文書を
みつけたときです。歴史のことは、後世に勝者側の人が描くという
ことが、とても多いのですね
なぜなら、勝者が都合がいいように描くということ、それから
敗者はつまりは、死んでしまってるということ、ですね


信長のよくいわれようは、将軍を追放したという事実が
大きくとらえられて、追放された将軍は、力のない、言ってみれば
その時代を生きていくのには、時代感覚ももってないなどと
言われるようですけど、そのとき、その場でのほんとうは
わからないものです


さて、西郷どん。今回、徳川サイドは、新しい西郷さんの描く
国造りを邪魔する存在として、書かれるという方向かも
しれませんね。それはそれで、いつか、薩摩、長州サイドの
理屈じゃないことも、調べてみたいとも思いますが。


西郷どんは、「民を思う」という島津斉彬の考えを、実行して
行きます。それは正しいと誰も反論はしない
しかしながら、そうした、「きれいな」西郷どん、で終わるのも
ちょっとうすっぺらいかな・・・
できれば、きれい、だけでない、人間くさい、葛藤あり
そうした、西郷さんも見たいですね


鈴木亮平くん、なかなか熱演です
応援します。それを、囲む、桂小五郎坂本竜馬
熱い演技をしてくれそうです
楽しみです