土木技術にみる、時代の変化

兼六園


庭に見事な池がある
その池の横には、池を掘った土で作った
という、栄螺山という、山がありました


気がつくこととして、高台の兼六園
人工の池を作るということは、相当な土木工事が
行われたのだということです


映画になっていた、忍城の水攻めなど、有名ですが
戦国時代は、土木技術が進んだ時代ということも
言えそうです
その土木技術をもって、尾張からきた、新しい
殿様が、土木工事をほどこし、金沢の街を
作ったのだということが、想像できます


横浜でいえば、吉田新田という、干拓して
田んぼをふやすという、土木工事がなされます
全国で、そうした、干拓工事、新しい水路を
開く工事が行われたと、聞きました


近世、近代と続く世の中の変化は
大きなものがありますね


そうして、各地に大きな、権力の象徴としての
城ができ、世の中が変わったことを
印象づけた、ということがあるのでしょう


少し前に見た、テレビで、鉄道が
なぜ、明治の早々にできたのか、という
ドキュメントがありました
これも、時代が変わったということを、人々に
示すために、わざわざ、東京横浜間のみでも
作ることが、必要だったという見解を、話していました
なるほど、鉄道はわかりやすい、シンボリックな
ものですね


世の中が変わる時
目に見える、変わったなと、思えるもの
それがある、だから、世の中が変わったと
いえる、とも、見えてきます