指導者って、なんなんだ

自分は、若い人を指導したい・・・
そう思い続けてきましたが
実は、やってみれば、指導するって、やってもやっても・・・
なかなか、思うようにはできないと、気づくのです


ちょっと、弱音を言うような言い方をしますと
どうも、いま55歳。20代の人の言葉が、伝わってこないし
こちらからの言葉も相手に響いてない、そう感じることが
ちょくちょく出てきました


いいえ、実際のところ、10年前でももっと前でも
相対的に年齢が近かったりしても、伝わらなかったということは
起こっていて、そのことを、詳細にみるということを
しなかっただけ、とも、言えるかもしれないです


指導者って、なにをしたらいいのか
こちらは、ビジネスにおいても、経験がそこそこあって
その経験を伝えること、これは少しはできそうです
ですが、指導、をしていけば、必ず行きつくのですが
価値観の問題であり、どう生きるのか?
という問題です


相手が、完全に、よりよく生きるなんて、考えないし
どうでもいい、と、投げてしまえば、指導する側は
なにもできない、とも、感じるのです


そんなことは、やっぱりないでしょうが、それに近い
自分は、放っておいてほしい、あなたの指導なんて
受けたくない、そういう態度だなと、感じることが
ずいぶんあります


何かを感じて、それを伝えようとして、つまり
上司と、部下という関係だったら、指導という形をとりますね
その「感じてること」、まず、第一は、長期の視点でみたときに
その感じてることが、相手に必要なことなのか?
この点が、まず、気になることです


その点を持っていたとして、はたして、相手が「なるほど」
「あ、そのこと、やってみようかな」であるとか
こちらの伝えてることに、感心、興味をもってもらわなければ
なんともなりません


よりよく、生きたいと、思ってくれてるとすると
そういうことは、どこかしら、見つけやすくなります


しかしながら、若いときって、ほんとにいろんなことが
気になってしまうし、こちらからみて、価値と思うことが
価値と思えない状況は、いっぱい起こるし
この時代がそうしたことを、感じさせる、ということも
ありそうです


処方箋は、継続すること
やっぱり、まずこの相手は、安心だ、この相手と
いっしょにいることは、自分の利益だと、漠然とでも
感じてもらうことから、はじめると、なるかなと
思うのです


はたして、指導って、どうなのよ
こんな難しいこと、いいえ、それでも
尻込みしないで、今日も、ちょっとはいい感じに
できるかも、と、自分をはげまして、やってみましょう