日本酒を楽しむ

新宿西口の、「日本酒」を「売り」にしてる居酒屋での会話
吟醸酒って、確かにおいしいけど、どれも似てるんだなー」
ふんふん
「だって、精米歩合を60%以下ってことで、お米のシンの部分になったら
それぞれの米の個性って、減るんでしょ」
ふんふん・・・


こんな会話を、飲み仲間としたのを、きっかけに精米歩合って
気になるようになりました


その直後だったと思います
信州、白馬でお酒に出会いました。「八十」つまり、精米歩合80%で
作ってる酒で、そのことを、名前にしてる酒


それから、自分の父が生まれ育った町の酒、武勇
いまもそうですが、酒の味が、太いというか、どっしり
なんですね
どうも日本酒、淡麗辛口が、もてはやされると、感じていて
このどっしりな、酒、ぜひ試してほしいと思うのです

そんなことがあって、今週話した社員との会話

「最近、日本酒好きです」
“どんな、感じのがいいの”
「どれでもっていうか、正直、お酒の味の差、よくわからないです」
“あ、吟醸って、どれも似てるのね”
「そうなんですか?」
精米歩合っていってね、吟醸を作るのって、お米のシンだけ使うんだ”
“だから、お米の差、つまり原料であるお米の個性ってけずられちゃう”
“それが、あんまり好きじゃないってことで、あえて普通酒精米歩合
70以上のもの選ぶ人もいるよ”

なんてね、つい、うんちくめいたことを、話してしまったのです
そう、日本酒好きなんですが、吟醸とか、そういう方向ばっかりは
つまらない。普通酒精米歩合が低いもの、選んでみてほしいね


そういう酒で、じっくり、ちびちび、やる
そういう酒で、気の置けない友と、いいおしゃべり
つまり、愚痴だとか、だれかをこきおろすとかでない
のんびり、ふんわりなおしゃべりを、「つま」にしながら
ほろよいで、って、いいと思うんだよね
それ以上、もう、なにもいらないねってこと。

今日は少し楽しみな、飲み会があります
いい感じで、すすむといいな、といまから(朝からかい)
ちょっと、うきうきします