うつわ選び

水玉模様の、大き目の楕円の皿
目黒にある、「宙」で求めたもの


今日はうつわをみて歩こうか
そんなふうに、できる休日に、気にった店で
ぶらぶらしながら、うつわをさがすのは
とても、楽しい時間です


上に書いた楕円のものは、たとえば、生ハムやチーズを
のせて、オードブルとして、だしたり
かなり、深い感じなので、中華の一品を
豪快に盛ってみたり、サラダもいいでしょう
いろいろ、料理をのせるのが楽しくなります


うつわをみてみるときに、そのうつわに、お惣菜を
どうのせようか、という想像をしてみるというのが
楽しいのです


山陰、鳥取の岩井窯で求めた、独特の形、そうですね
どんぶりだけど、楕円というか、そういううつわが
気にって、求めました。これは最初、ぴんときたのは
野菜スティックでした


いまでは、やっぱりサラダであり、煮物もいいねとなって
我が家の食卓をにぎわしてくれます


岩井窯の山本さんには、いくつかいいことを
教えていただいたのですが、そのひとつ
民藝、この民藝のうつわ、こればっかりならべられると
ちょっとあきると思わないか?


ああ、なるほど。人間って、ぜいたくにできていて
民藝って、かなり好きだし、いまでもその足跡を
追って、うつわを見に行くのですが、そうだからといって
民藝のものばかりを並べて、食事となると
ちょっと、食傷気味になる


ほどよい、バランスがほしくなるということですね


ほどよい、という意味で思い出すのが、最初に書いた
「宙」の店主のいい感じなこと
なにが?というのは、つまり「ほっといてくれる」
のですよ


うつわ選ぶ、そうとうお互いの趣味だとか、気持ちが通じる
相手となら、あーでもない、こーでもないといいながら
選ぶのもいいのですが、基本、自分のなかで、いろいろ
想像しながら、静かに一人で選びたい
そういうときに、店の人が話しかけてくる、そうでなくても
なにかしら、こちらを気にしてるのが伝わってくる
こうなると、落ち着かない


ほっといてくれる、その態度がいいなと思いました