システマーズ中堅社員研修

森の中で木を倒そうと、一生懸命ノコギリを引いてるきこりに
出会います。このきこりはかれこれ、5時間もノコギリを
引いてくたくたになっています。
そこで、「それじゃ少し休んで、そのついでにノコギリの刃を
研いだらどうですか。そうしたほうが、仕事は早く片付くと
思いますよ」と言います。きこりの答えは「刃を研いでいる
ひまはない。木をきるのに精いっぱいだ」というものです


忙しい、仕事をしてるときに、そのやり方の検討だったり
見直し、また、いったん手を離れて、そもそも進めていく目的
自分の立つ位置、を、確認だったり、やり直す機会って
大事なんですが、ついつい、いまの自分の仕事をやるのが
精一杯だと、いって、そういう見直しの機会なんてやらないと
なってしまうのが、多いとも思うのです。


知的な作業をしていれば、見直しだったり、ふりかえり
情報収集といったこと、そういう、その仕事する以外で
頭をシャッフルし、考えてみる時間というのをとるというのは
とっても大事なことです


今日は、わが社の中堅、20代後半から30歳くらいまでの
社員が集まって、研修をします。「自分の強みを見つける研修」
「目標発見力を磨く、研修」です


目標発見力、大久保幸夫、「仕事のための12の基礎力」
によれば、大きくいえば、夢を見る力、夢エネルギーに
つながってると、言います


夢をみるのは、いいことです
やる気がでてくる、そういう力を秘めています
ただ、社会人になって、しばらくたってしまうと、夢を持っていた
人でも、忙しさに紛れて、あれ、自分の夢、なんだっけ?
となることが多いとも思うのですね


社会であり、社会を支えてるシステムも、複雑、高度に
なっていきます。そのなかで生きてる自分たちは、そうした
複雑なもの、高度なものに囲まれて、さらにそのことを
アップデートしていく立場になっていきます


そうなのですが、↑のきこりの話にもどって、一年に何度かは
できれば、1か月に一度であるとか、定期的に自分と向き合い
自分がやっていくことを、みつめなおし、夢に向かって
再度走り出す、そういった、時間がほしいものです


さて、そういう意味をこめて、今日から一泊二日
わが社のこれからを、しょってたつ、社員が自分をみつめる
いい時間を送ってほしいと思います
そういうための、後押しはどんどんしたい、私です