リーダーとは

仕事をしてもらう、そういうチームを作って
そのリーダになるということは、なかなか骨の折れる
仕事です。もちろん、そのチームを構成するメンバーの
能力、やる気、それから、想像力といったことに
大きく左右されます


メンバーが若い、経験少ない人が多いというなかで
やるということが、かなり多いと思われます
そのとき、ひとつ、「王道」といっていい、やってほしい
やり方は、若い経験少ない人に、どんどん仕事をしてもらう
そういう方法です。リーダだから責任あるから、自分がまず
やる、それはやってしまいがちな判断なのですが、ある意味
間違っています。どんどん、メンバーに仕事してもらう
それが、あるべき姿です


ある種のずうずうしさ、ということが、リーダには
必要なんですね
あいた、時間になにをするのか、それはたくさんたくさん
やったほうがいいことがあります


まず、思うのは、観察することですね。適材適所ということが
大事なのは、論を待たないと思います。そういう判断を
するのに大事なのが、よく見ていること。そしてよく
それぞれの話を聞くことです


よくみて、よく聞いていれば、少なくとも様子は
わかってきます


リチャード・アクセルロッド他、「ひとりで抱え込まない
仕事術」という本が、10年前くらいだったかな手に取ってみて
あ、チームで仕事するときの、気にすべきことが書いてあり
いいな、と思いました


そのなかで、「関心とコミットメントをもってもらうために
仕事をふる」ということが大事という、説明を読んで
この、考え方は、まさに「経営とは」ということに通じる
大事なポイントだな、と感じました


リーダであり、経営者のその求められることは
そのチームや組織にいる、メンバーがいかに充実して仕事を
しているか、ということが、第一です
決して、リーダ自身、経営者その人の仕事ぶりがどうだということが
第一ではありません


関心であり、約束をして、こうやる、ここまでやる、こういう
目標でやる、と自律的にメンバーが動くということをやってもらう
そのための道筋をつける。それがリーダの役割です