話し合い、大事です

日本の良さ、とは

 

食文化、文芸、風景、人間を大切にする心じゃないでしょうか


人間を大切にする心、というのは、江戸時代に
進んだという話を、「徳川がつくった、先進国日本」
という本(磯田道史)から読みました
17世紀初頭から、260年あまりにわたり
平和な国造りをしたという、徳川時代に、人命尊重の社会が
できたのだと、書かれています
関ヶ原の戦い以降、内戦といったことが、なかった時代
それは、世界的にみても、とても素晴らしいことです


この時代があったから、庶民も豊かになることが
できたのだと、思いますし、平和、豊かな時代から
歌舞伎等、浮世絵といった文化が育まれ、人が豊かに
暮らせる、基礎があったのだと、想像します


これから、日本らしさ、日本人らしさ、ここをこだわることで
やってる仕事を、さらに、発展させていきたいと思います


具体的にどうしましょう?
人間を大切にする気持ち、行動を具体化していくということは
いかなることなのか?


話し合いを活性化し、全社員が話し合いって、大事だとまず思えるように
育ってほしい。その原点があれば、ちょっとやそっとのことでは
絆がくずれない、そういうチームができると信じています


昨日、2020年春入社予定の学生さんと、話をし、お昼を
食べる機会がありました。うれしいことに、わが社に、来年また新しく
新卒で、いっしょに働きたいという人が、決まったのです


そして、まだ面接が終わったばかり、ということなので、それも
いたしかたないということはあるのですが、まだ、話し合いということに
ほとんど、入れていないということを感じました


話し合いをして、自分の大切なことを、まず感じること
いま、なにをすることが、自分にとって、大事なのかということに
気づける、そういう自分を作ること。この点が大本、原点だと
感じるのです


ステマーズの原点のひとつは、寺子屋です。寺子屋のいいところは
自分でその日、であり、一定期間、なにを勉強するのかということを
決めるのです
積極性、であり、自分をみつめる、という態度がないとできないことです


話がちょっと、ごちゃごちゃするかもしれませんが
日本人は話し合いが下手、ということ、ときどき聞くのです
そうではないと、言いたいのですが、つまり論理思考といったことが
下手という意味を含めて、人と話して、なにかを決めるということは
下手なのではないかって、話が聞こえてきます


なぜ、そうなのか、つきつめるのは、別の機会にしましょう


若いわが社の社員の皆さんには、まず話してみること
可能なら、フィルターを通さない、自分を「素」でさらけだせる
状態で話してみること。そういうトレーニングをはじめて
続けてほしいです