意識化の原則

自分がなにをやってるのか、意識して行動する
これは、スポーツでもいわれる、意識化の原則というもの
ですね。テニスのストロークの練習。トップスピンのボールを
打って、そのボールの軌道が、相手コートにはいる前に
一番高いところを迎えるように打つ
この練習をします


自分はなにをいま、やってるのか。どういうボールを打てる
ということを、目指してるのか、それをイメージして
練習します


こうしたことが、ビジネスの場でも、必要ということが
頭に浮かびます。技術者として、顧客の要求にどう応えるのか
はたして、品質をいつも気にしてるからといって、かかる工数
忘れて、品質にとらわれていたら、いい技術者ではないですよ
QCDということは、必ずどこかが大きくなれば、どこかに数字が
寄るわけです
そのとき、基本スタンスはこれこれ、バランスをとるのに
どういう、アピール、そして、その行動がこの後どんな影響を
持つのかということを、意識して、行動することが大事です


営業マンであれば、想像力でしょう
相手の立場に自分がいたとき、どんな行動するということが
好ましいのか?ビジネスにつながっていくと、見えるのか


「見える」ということも、ビジネスで、顧客の接点が多い人
だったら、とっても大事にすべき、ポイントです
古くからある、本に書かれた、対顧客へのアピールの
しかたとして「ステーキを売るな、シズルを売れ」というのが
あります。ステーキそのものが、売れる要素とはならない
ことを知れ、というのですね。焼いてる、じゅうじゅうしてる
シズルこそ、売れる要素となるのだ、という指摘です


意識化の原則
見えるために、自分がどう行動するのか、ということに
結び付くということです。果たして、顧客である相手は
どういうことがあったら、自分の会社に仕事を発注したいと
なるのか?


顧客ということを、意識するとき、想像力ということを
気にするとき、例えば、小説なり、人間の心理を表現してる
なにかを楽しむというのは、その、トレーニングだなと
思うことがあります


たとえば、なにか自分が買う立場、お金を使う立場に
たったときに、ドラマのなかで、なにかしらの役を
演じてると、思う時がありませんか?


ビジネスで、いやな、客という、役回りがあります
というか、イメージされやすいのですが
「買う立場」にたった、自分は、ときにいやな、客を
やっていませんか?


買う、お金を払う立場だから、わがままでいい
そんなことは、決してないのですが、ついつい、要求が
でるもの、ではないでしょうか?


意識化の原則
ビジネスでも、立場ということをみつめて
できれば、立場を超える、感覚、発想をもって、相対して
いきたいですね