経営者として

先日、ごく親しくしてる人と話をしていて
「生き方」、いい生き方をしてるって、あこがれますね
という話題になりました
その方は、中小企業支援という立場での仕事をしていて
経営者に会うと、経営してる会社の従業員、そして
その従業員の家族の生活を守るという、強い信念に
ふれることがあり、すごいなと思うと語ります


自分も経営者、まさに、生きてく、会社の社員の人も
含めて、生きていくためになにをする、そういうことは
とても、リアルかつ、中心にある話題なのですね
でも、そのときは、うつわの作家に会って、
自分をみつめる、対象をみつめる、その姿勢ということを
申しました


まえにも、このブログで書いています
備前の焼き物の作家、金重まことさんにお会いしたとき
でた、話です
「自分は、うつわ作りをはじめて、父に師事しました
父は、5年間は、土づくりだけしなさいと言いました」


この話は、深い話です。備前の焼き物は、土と火、
それだけでやっていく、そこが勝負、なのだと
そして、土を見る、土を理解するということがどれだけ
大事か?
基本を大事にするかということがいかに大事か
そのこと、その若いときにはわからなかったが
だんだん、経験を積むに、従い貴重なことだということが
わかってきました・・・


基本を大事にすること
経営だったら、人を大事にするという考え。このこと
本当にそうだと思います


お蔭様で、私は先代社長にお会いして、素晴らしいものを
いただきました。人を育てる心、その1点でしょう
だから、そのままは伝えられないかもしれないけど
その心を伝えていきたいと、ずっと思っています
まず、人間として、なにがいいこと、素晴らしいことなのか
共有するということを、したいと思います
なるだけ、社員といっしょにいて、その人のよさを
ひきだしたい


その気持ちはずっとそうなのです
そして、ときどき、反省してるのが、育てる相手である
社員を、包めるというか、受け取れる自分のうつわを
磨いてるのか?ということですね


すべて、は、難しくても、受け取れる人がいる
状態を作っておくというのは、大事だと思っています


だから、自分を磨く、感性を磨く、感動を共有できる心を
鍛えておく。そういうことには、ますます貪欲でいたいと
思っています