拡大解釈

ときどき、ビジネスの意思決定でもやってる「拡大解釈」
ここで、気を付けたいのは、拡大解釈する過程で
「飛躍」があるのではないか?その飛躍は
やっちゃっていいのか?


風が吹けば桶屋が儲かる、といういいまわしが
あって、ここには、どうみても「飛躍しすぎ」
ということが、いくつもふくまれています
だけど、拡大解釈で飛躍するということは
ちょっとは、そうしたことが含まれていますね


未来のことを、見通しをたてる
ということが、ビジネスでは必要です
ですが、未来のことですから、どうなるのかって
実は100%わかるなんてことは、ありえない
つまり、見通しそのものが、どっかしらでリスクは
あるんですね


システム開発で、ちょっと重い責任
例えば、設計について、ある部分任されるとか
そうしたことをして、その担当者、Tくんは育つと
予想します
だけど、それはあくまでも、予想です
予想に反して、そんなに期待どおりに育たないかも
しれません。また予想がいいほうにはずれて
期待以上に育つかもしれません


言葉でいってると、もどかしいのですが
ここで、設計という仕事を通じて、鍛えてほしいのが
想像力と、しておいて、その後の仕事において
想像力を発揮して、いろいろ準備するようになった
としたら、これは、大きな成長ですね
そういう類の話をしてるつもりです


そう、見通しをたてるというところで
人の成長なんてことを、予想するということになると
Aさんができたから、Tさんもそうなるだろう
というのは、あまりに、荒っぽい。もっと
いくつもパラメータを集めて、どういうことがいえるか
調べておいたほうがいい


ですが、拡大解釈。人を育てるということに
ついては、いつも「前のめりな」「こうなるといいな」
といった、楽観主義の拡大解釈が「必要」といっていい
と感じます