配るということ

会社を、いい方向に引っ張る
そういう立場になったら?そういう役割を
するということが、必要だとしたら?


配る、ということが重要です
(「マネジャーの仕事はたった、ひとつ」 by 高木晴夫)


先週、当社の社員としての、もつべき
心がけとして、「意欲喚起力」ということが決定されました
これは、自分で自分を鼓舞するという意味が込められました


この意欲喚起力ということが、大事なんだということを
配ってほしい。


いま、覚えたての知識、ノウハウを駆使して、基本設計に
取り組んでる人がいるとします
設計ということ、いかにそのあとの工程につながるように
配慮した、設計ができるかということに、自分の意識が
あたっている。はたして、あとの工程に配慮も大事だけど
実際、設計書を読んで、その設計に書かれてる処理について
誤解を生まないか、という点も、気になるところだ
そうした、葛藤から、このあたりでいいかと、考えをやめて
しまうということが、起こりがちな、こと。


ここで、考えをやめないで、読む人に誤解を与えず
かつ、あとの工程にも配慮した設計書を作るということを
必ずやるとして、進めていく。自分の知恵、工夫をもっと
するんだと、自分を鼓舞してるわけですね


いい仕事をするということは、いままで自分にある、知識、ノウハウを
常に、アップグレードして、ステップアップをめざす
ということに、つながってると、思うのです


スポーツにおいて、意識化の原則ということが言われます
たとえば、テニスにおいて、ラケットの真ん中、スイートスポットで
ボールを打つ、このことを、意識してボレーを打つ
この練習をしようとしています。そうなんですが
「気持ちよく打つ」ということをしたいがために、ラケットを
力をいれて、振りながら、やってる人、そうだとすると
もともと、練習としては、ラケットの真ん中にあてる(それができてから
力をいれるとかになる)ということの意識がはずれてると
言えます


何をしようとしてるのか、自分で意識して、そこに集中して
やることが大事です
仕事においても、「なんとなく」「言われたことをやってる」
という状態ではなく、自分で自分のステップアップのために
これこれをいまは、鍛えるという意識を持ってるということが
とても大事です


当社は、人材育成にとても力をいれています
だけど、忘れてはいけないのは、人材が育つということ、実際は
育つその本人がやること以外にその本人に対して、まわりの人が
できることというのは、限られてるのです。いつもいつも
その人の心のなかを覗いてる、そんなわけにはいきません
そこで、いかに、その人自身が育っていけるかという、点に
配慮しながら、見守るか、そういうことになろうかと思います


このことに集中して、自分ができるようになろう
そういう、気持ちで一致して、行動できてる。いいと思います