具体的より、抽象的
へ?
よく言われるのは、抽象的なこと、具体的に言うなりして
わかりやすく・・・
はたして、具体的なことは、必ずしもわかりやすいの?
まんが、美味しんぼにて、主人公、山岡が、元気のない画家に
ぶり大根の、だいこんだけ、食べさせて、元気にさせる
というストーリィがあり、その場面で画家は、そうだ
具象より、抽象なんだ、このだいこんが自分の心に
風を運んだ、などというのです
ときには、具体的より、抽象的のほうが、しっくりくる、わかりやすい
わかりやすい?というのが、ちょっと曲者かもしれません
心に響くといったらいいでしょうか
「武器としての図で考える習慣」 平井孝志
この中で平井氏は、言葉の持つパワーということも
見逃せないと、言います
つまりキーワードをいれた、図を思い描くというのですね
例として、現場力だとか、見える化といったことを
いいます
現場力:現場に力をつけることで、現場の内在する能力がはっきり
意識された
見える、に、化をつけることで、見えないものを見えるようにしていく
プロセスに光があたりました
現場力って、まだあまり使わないのですが、見える化は(いまこうして
変換していて、そのままはならないから、一般的とは言えない?)
よく使うのです
その、あなたの考えを見える化して、共有しよう
問題を見える化することで、知恵をだしあうタイミングをふやそう
社会人は、正解のない、課題を追いかけるもの
この正解のない、というのは、あるときには(すべてではないでしょう)
見えない課題とも、言い換えることができそうです
見えてない課題を、見える化する、これはマネージャの大きな仕事
といってもいいと思います
抽象的、具体的をいったりきたりする
このこと、一般化と特殊化をいったりきたりする
これも、似てるのかもしれません
なにかを、極大化、極小化、ひっくりかえしたり、ななめにみたり
こういうことで、見えてないものが見えてくる
そのとき、抽象的な言葉を使ったり、具体的な説明を試みたり
そういうことが、有効ともいえるでしょう